飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

鍋もフライパンも使わずにヘルシオとホットクックで時短料理が楽すぎる

やらないと決めたら心も身体も解放された話~その1~ 「あれもこれもしたい!」「完璧にしたい!」と欲張りな私でしたが、子育てと仕事の両立が始まってからはキャパオーバーなことは思い切ってやめてきました。 自分にとっての優先順位を厳選して、「やめ…

「支援者は当事者にはなれない」支援者が忘れちゃいけないこと

私が精神科の看護師になって、精神障がいをもつ人を支援しながらずっと抱いてきた感覚があります。 それは、当事者の苦悩や傷つきを本当にはわからないという歯がゆさであり、そんな支援者の存在が彼らの回復の邪魔になることさえあるという、存在意義のなさ…

看護師の転職にひそむ「セルフネグレクト問題」

従業員の犠牲の上に成り立つ「ブラック企業」ならぬ「ブラック医療機関」で、苦しむ看護職(看護師・准看護師・助産師・保健師)は多く存在します。 常に「売り手市場」の看護師は多くを語らずして退職するため、ブラック医療機関は体質改善しないまま存在し…

自分のことを自分で決められる自由があるって素晴らしい 北朝鮮帰国事業から考えたこと

自分のことすら自分で決める権利がない社会が存在します。 そんな社会にもし自分が生まれたら、どう生きるだろう?逃げるのか?生き延びるのか? 北朝鮮の帰国事業によって離散した家族のドキュメンタリーを観て、涙が止まらなかった私。 ニュースや教科書で…

シュルレアリスム画家展で考えた、やりたいことを貫く生き方

1人のシュルレアリスム画家の人生をたどる美術展に行き、「やりたいことを貫く生き方」を目撃しました。 第一次・第二次世界大戦という、自分の意思が全く通用しない不条理な時代を生きたのに、自分のやりたいこと=芸術を見つけて、それを死ぬまで貫き通し…

12年目のトヨタ愛車、乗り続けるか購入か。自分にとっての車の価値を考えてみた

初めての新車購入から12年目に突入します。走行距離は10万6千㎞弱。特に故障もなく、大きな事故もなく、調子のいい状態でここまで来ることができました。 車には全く詳しくないため、半年に1度のディーラーメンテナンスを欠かさず行い、大切に乗ってきました…

実父からの性虐待サバイバーを描く映画『マイ・ブロークン・マリコ』からトラウマインフォームドケアを考える。

胸をわし掴みにされ、離してくれないような映画と出会いました。 マイ・ブロークン・マリコ 永野芽郁 Amazon 『マイ・ブロークン・マリコ』 監督:タナダユキ 原作:平庫ワカ 偶然アマゾンプライムで流れたCMで、暴力を受けたらしき女性をめぐる物語と知り検…