飛紅真の手紙

フェミニスト&ワーママブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

2023-01-01から1年間の記事一覧

直播きでほったらかし気味に育てたオクラが収穫を迎える【自然農の家庭菜園】

6月4日に畑に直播きした島オクラが、8月に入って少しずつ収穫できるようになってきました。 耕さず、肥料や農薬を施さず、草や虫を敵としない「自然農」で育てていますが、背丈は大きいものだと私の腰くらいにまで高くなってきました。 自然農1年目で市販の…

五感で感じる蒸し暑い晩夏の日帰り秘湯入浴

気温も湿度も高くムシムシして体中がベタつく夏の昼間に入る温泉って、地味に過酷です。それこそバンバンに五感を使う体験そのもの。 山梨県は早川町の秘湯、奈良田温泉に5歳の長女と一緒に日帰り入浴をしてきました。 独身時代から泉質にこだわり温泉巡りを…

衝撃的なほどガッツリ剪定したティーツリー(メラレウカ)の1ヶ月後に驚きの変化!【オージープランツ】

7月10日に、丸裸になっちゃうかと思うほど衝撃的なほどガッツリ剪定したシルバーティーツリー(レプトスペルマム)。↓ ↓ ↓ www.hikoushin.com 気温もいきなり38℃と連日の猛暑で、さすがに刈り込みすぎちゃったかな~と数日間はヒヤヒヤしていましたが・・・ …

「人類史上最悪の性虐待事件」を生んだ国でどう生きるか。

ジャニー喜多川氏の性虐待問題を国連人権理事会が訪日調査し、8月4日に会見を開きました。事務所、政府、メディアのあり方が批判され、「事務所タレント数百人が性虐待を受けた」ことが世界的に公になった、記念すべき日でもあります。 その直後に開かれた、…

千畳敷カールの高山植物ガイド付きトレッキングが素晴らしかった。現地ガイドを利用して120%楽しむ

2週続けてワンオペで長野県の山に子どもたちとトレッキングに行ってきました。 私の大事な趣味の一つ、深山に咲く植物や高山植物を見に行くこと。 自然大好きな田舎生まれ田舎育ちの私と、アウトドアに全く興味のない都会生まれ都会育ちの夫、という致命的な…

原爆体験を子どもたちにどう伝え残すべきなのか。

広島・長崎への原爆投下から78年。 「78年も経っているのか!」と思うと本当にびっくりします。それは、原爆体験はさまざまな形で伝えられてきたことで、決して「色褪せない」と思うからです。 だからこそ、あの手この手で「色褪せない」記録をこれからも伝…

ジェンダーギャップ指数が過去最低125位の日本のヤバさ。

日本は、 「日本のジェンダーギャップ指数が146か国中125位」 という不名誉な称号を与えられましたね。 私は震えました。正直、「恥ずかしすぎる!!」「なんっって不幸!!」って思ったのです。この国に女性として生まれただけで生きづらくなるって、不幸以…

関心をもってもらえることと、誰かに伝えたいと思うこと。

初めて他のブロガーさんに私のブログの記事を紹介していただきました。 感動したのが、記事リンクを貼っての引用だけでなく、「飛紅真(私)はどんな人だろう」「ひっそり書きたいタイプなのかな」と、あれこれ思案し、配慮しながらブログ自体を紹介してくだ…

日本版性暴力対応看護師(SANE-J)認定試験に合格。私がこの資格を取った理由。

7月8日に日本フォレンジック看護学会が認定する「日本版性暴力対応看護師(SANE-J)」の認定試験を受験しました。7月25日にホームページ上で合格発表があり、無事合格できました。合格率は85%くらい?と見ています。 日本版性暴力対応看護師 (Sexual Assau…

「母親になって後悔してる」を読んで、スーパーマザーになる必要なんてないと思った。

『母親になって後悔してる』というショッキングなタイトルの本を、2022年12月放送のNHKクロ―ズアップ現代で知り、つい先日読みました。 子どもを産んで後悔しているイスラエルの女性たちをインタビューし、社会学の立場から考察した本。特に母親たちの反響が…

気に入った映画は3回観に行く私の習慣から映画館で映画を観ることの価値を考える。

7月14日より公開の10年ぶりとなる宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」を観てきました。10年楽しみに待って、ついにこの日が来た感じです。 全体的な感想としては、 ・前半部分の夢野久作的な純文学的なホラー感が素晴らしかったこと。 ・そのままホラー感…

「子どもを9時に寝かせる」という生活習慣改善で我が家が変化したこと

「子どもを9時に寝かせる」生活習慣の改善を始めて2週間。 どんな効果があったあろうかと頭を巡らせて考えると・・・ ・夫の就寝時間が早まった ・時間の断捨離が必要になった ・絵本読み聞かせがペースダウンした いまのところこのくらいでしょうか。 過去…

ティーツリー(メラレウカ)の剪定は衝撃的なほどガッツリ切るくらいでちょうどいい【オージープランツ】

我が家のシンボルツリーとして3年前に植えたシルバーティーツリー(レプトスペルマム・ブラキアンドラム)。 ウィーピング(しだれる)ティーツリーともいわれ、枝が柔らかく垂れ下がる特徴があります。 幹がひょろひょろなのに、細い枝があちこちから旺盛に…

めんどくさがり屋が夏野菜の直播きにチャレンジしてみた!【自然農の家庭菜園】

ウチの家庭菜園は「耕さず、農薬・肥料を持ち込まず、草や虫を敵としない」農法である自然農に沿っています。 おまけに始めて3年目で、土を豊かにするために土づくりに励んでいるくらいなので、大した収穫は望めません。自然農で家庭菜園を始めた当初は「無…

地際で刈らない「風の草刈り」で、もう雑草と戦うのはやめよう【大地の再生】

梅雨や大雨を乗り切るために、「大地の再生」手法を参考に畑の水はけ改善に全力を注いでいます。 自然農3年目の今年は野菜ができないといわれる「3年目の壁」らしいので、のんびり焦らず畑を育てることを大切に考えています。 雨上がりの翌日は土が柔らかい…

地力を上げるムクナ豆の成長スピードがすごい【自然農の家庭菜園】

自然農3年目の家庭菜園の地力(肥沃度)を上げる緑肥目的でスゴ〜イ豆「ムクナ豆」を育て始めたら、目を見張る成長スピードでその生命力の強さに驚いています。 種まきは約2週間前の6月18日。 www.hikoushin.com 種まきから数日後に雨が強く降ったこともあり…

「子どもを9時に寝かせる」睡眠第一に根性をたたき直された本に出会う。

「子どもを早く寝かせる」 これが子育てと仕事を両立してきた8年間、私の一番の悩みであり、 私がどうやってもできない、一番の後ろめたい失態でした。 「うちは子どもと一緒に8時には寝るよ」「子どもは9時までには寝てる」と子どもを育てる同世代から聞く…

オージープランツは日本の気候で冬越しできるのか

今年の5月24日にオージープランツ(オーストラリア植物)であるラベンダーティーツリー(メラレウカ・エリシフォリア)を庭木として畑の一角に植えました。メラレウカの中でも、希少な品種を取り寄せて造園屋さんに植えてもらいました。 実は新築時にシンボ…

土づくりに最強なムクナ豆を栽培してみる【自然農の家庭菜園】

肥料に頼らない自然農の土づくりには数年単位で時間がかかります。 我が家のように更地から家庭菜園を始める場合、土の豊かさがゼロリセットされたところからのスタートなので、野菜が育つ土には程遠いのです。 野菜が育つ土づくりには、刈り草を畑に敷く「…

梅雨の家庭菜園でナメクジやカタツムリと共存できるのか?【自然農の家庭菜園】

梅雨入りして1週間、雨が続き畑に入れない毎日が続きました。 丸2日間、雨が降り続いた日もありましたが、枝や炭を投入した水脈が順調に雨を流してくれています。 個の水脈は、環境再生医の矢野智明さんの「大地の再生」手法や高田宏臣さんの提唱する「土中…

ジャニーズ事務所の性虐待問題「再発防止特別チーム」設置に期待する、組織に外部の目が入ることの大切さ。

ジャニーズ事務所が第三者委員会による調査をついに決断したようです。 これについては、大きく評価できると私は考えています。 また、組織が事件や事故など不祥事を起こしたときの第三者委員会による検証というのは、「反省と再発防止」という大きな社会的…

梅雨の大雨にも水はけ効果抜群の「大地の再生」手法【自然農の家庭菜園】

梅雨前線と台風の影響でものすごい大雨となり、環境再生医の矢野智明さんの「大地の再生」手法で水路をつくった自然農3年目の家庭菜園はどうなったかというと。 お隣さんのお庭には大きな水溜まりができて、茶色の泥水になっていますが、 我が家の自然農の家…

家族や社会の犠牲になった女性の生き方とは。海外に売られ売春を強要された少女たち「からゆきさん」。

からゆきさん。 「唐行きさん」=外国(唐天竺)に働きに行く意味で用いられた九州の言葉。 江戸末期から昭和にかけて、海外に性的人身取引(売春や性的搾取が目的の人身取引)されてきた多くの女性たちがいたことを、1冊の本をきっかけに知りました。 1.…

メラレウカを地植えしてみた【オージープランツ】

新居のシンボルツリーとして「ラベンダーティーツリー」を2年前に植えました。引き渡しに合わせハウスメーカーが1月に植えたところ、大寒波の影響で2週間ほどで枯れてしまうという経験をしました。 暖かくなった4月に植え直してもらったところ、無事に根付き…

ジャニー喜多川氏の性虐待問題から考える、子どもを性虐待から守るために必要なこと。

20年以上前からジャニー喜多川氏の性暴力については、「週刊文春」の報道や実名での告発本の存在などで、私自身は認識していました。 しかしながら、勇気ある被害者の告発があっても、TVや新聞が全盛期の時代、週刊誌と告発本以外に大きく取り上げられること…

「土中環境」が山と川の循環につながっているという驚愕の事実【自然農の家庭菜園】

ここ2週間、ずっと畑の水はけ改善を考え続けたどり着いた、環境再生医である矢野智明さんの「大地の再生」手法。 その影響を受けた高田宏臣さんの「土中環境」という、さらにわかりやすい環境再生の手法に出会いました。 何だろう・・・自然農を始めたこの3…

「大地の再生」手法で水脈が完成【自然農の家庭菜園】

地中にずっと埋まっていたであろう巨石を業者に撤去してもらいました。 前回の記事はコチラ。 www.hikoushin.com Before ↓ ↓ ↓ After ↓ ↓ ↓ 配線なども出てきたようで、昔の農機具の残骸が埋まっていたのではないか?と。 昔の地図をさかのぼっても、 地主さ…

「大地の再生」手法を施して判明した、水はけが悪い驚きの原因【自然農の家庭菜園】

「大地の再生」手法を施してから初めての雨を迎えワクワク。 水はけ改善の効果が如実に表れるからです。 「大地の再生」を施した過去記事はコチラ ↓ ↓ ↓ www.hikoushin.com 道路に水たまりができるくらいかなりの雨が降りました。 家庭菜園を水はけ具合をの…

自然農3年目。水はけをよくする「大地の再生」は驚きの手法だった【自然農の家庭菜園】

自宅の庭で自然農の家庭菜園を始めて3年目。 始めた当初から、畑の水はけ、排水改善が課題でした。 2022年5月14日撮影 ↓ ↓ ↓ 雨が降ると、畑の畝間や額縁明渠の排水が悪く水が溜まってしまうだけでなく、 さらには、お隣さんとの境界はフェンスだけで地続き…

「3年間で絵本読み聞かせ1万冊」を始めて1年が経過して感じた、やりたいことを習慣化する秘けつ。

「3年間で絵本読み聞かせ1万冊」を始め、早くも1年が経過。 www.hikoushin.com 2022年3月12日に開始して現在3839冊読み聞かせました。 1年間継続できた=「習慣化」できた工夫がいくつかあります。 1.成果を見える化してモチベーションを高める 2種類のア…