飛紅真の手紙

フェミニスト&ワーママブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

激レアなオオカマキリの産卵シーンに奇跡的に立ち合い、卵の形の謎が解けた【自然農の家庭菜園】

ウン十年生きてきて、オオカマキリの産卵を今日初めて見ました。産卵時間は3時間くらいなので、貴重な時間に遭遇したことになります。草や虫を敵としない「自然農」という農法で畑作りをしてきたからこそ、自然が見せてくれる奇跡的な瞬間に立ち会うことがで…

百獣の王はもはや人間?『ライオン・キング』では描かれない、子どもに教えたい人間の残酷さ

『ライオン・キング』はで描かれるライオンは「百獣の王」なんて呼ばれもしますが、動物全体からしたら、百獣の王は人間の方だよねと思ってしまったのでした。今回はなんかちょっと途方もない人類の進化のお話です。 長編アニメ映画のリバイバル上映を観てき…

大自然の摂理とは真逆な『ライオン・キング』を観ていつも疑問に思うこと。

ディズニー長編アニメ『ライオン・キング』30周年記念リバイバル上映を子どもと観てきたんですが、いや~30年前のアニメ映画とは思えない映像美と迫力に正直驚きましたよ。文句のつけようのない歴史に残る作品。 実写映画PR用であろうクリアファイルをもらい…

ボディ・ホラー映画がたまらなく好き!(その4)「教育虐待と摂食障害」を描く映画『ハッチングー孵化ー』

こんなに美しいホラー映画ある?ってくらい美しい北欧フィンランドを舞台に、ゾッとするくらい残酷な母娘関係を描いたボディ・ホラー映画があります。ラストまで、ゾッとするくらい美しかった・・・。 『ハッチングー孵化ー』(2022年) 配信はコチラ ↓ ↓ ↓ …

医療・介護の人手不足と採用難時代に突入、いい加減もう病院を減らすしかない

2025年には3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となる超高齢化社会を迎え、医療・介護の人手不足が深刻化する2025年問題を現場で実感しています。 看護部長と2日に1回はこの話になります。私の働く法人ではグループ病院全体で人手不足と採用難問題がコロ…

ボディ・ホラー映画がたまらなく好き!(その3)「性のめざめ」を強要する社会の圧を描く映画『RAW~少女のめざめ~』

1度観て思わずDVDをポチっと購入してしまったほど惚れ込んだボディ・ホラー映画。 ジュリア・デュクルノー監督作『RAW~少女のめざめ~』(2016年) このメインビジュアルもめっちゃ好き。 RAW 少女のめざめ [Blu-ray] ギャランス・マリリエ Amazon 「いつも…

ボディ・ホラー映画がたまらなく好き!(その2) 「精神医療の傲慢さ」をえぐり出す映画『ザ・ブルード/怒りのメタファー』

デヴィッド・クローネンバーグ監督自ら脚本を書いた70~80年代初期作品の中で、一番好きなのが『ザ・ブルード/怒りのメタファー』。原作ものよりも、監督自らが考えた物語の方が唯一無二の素っ頓狂さでめちゃくちゃ面白いのです。 配信はコチラ ↓ ↓ ↓ ザ・…

ボディ・ホラー映画がたまらなく好き!(その1) プラスチックと人間の共存を描いた『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』

ボディ・ホラーって知ってますか?簡単に言えば、寄生虫や病気、突然変異、異形の出産など、人体が変容していく不安や恐怖を描いたホラーのサブジャンル(細分化された分野)で、70~80年代に盛んに製作されたそうです。 幼少期がホラー映画全盛期で、子ども…