飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を、精神看護専門看護師が綴る。

自然・アート

まるでオバケ?ムクナ豆の実が不気味すぎる・・・自然農の家庭菜園を侵食しそうな勢い。

自然農の家庭菜園の土づくりのために6月18日に種をまいたムクナ豆。 農地には適さない瘦せた土地でも旺盛に生育し、土地を肥沃にするといわれます。その生育ぶりは、自分で巻きついた支柱をもなぎ倒すといわれるほど。 ウチの庭兼畑の広い面積を活かして、の…

自然農の家庭菜園に直播きしてほったらかし気味にしていたオクラが収穫を迎えた

6月4日に畑に直播きした島オクラが、8月に入って少しずつ収穫できるようになってきました。 耕さず、肥料や農薬を施さず、草や虫を敵としない「自然農」で育てていますが、背丈は大きいものだと私の腰くらいにまで高くなってきました。 自然農1年目で市販の…

五感で感じる蒸し暑い晩夏の日帰り秘湯入浴

気温も湿度も高くムシムシして体中がベタつく夏の昼間に入る温泉って、地味に過酷です。それこそバンバンに五感を使う体験そのもの。 山梨県は早川町の秘湯、奈良田温泉に5歳の長女と一緒に日帰り入浴をしてきました。 独身時代から泉質にこだわり温泉巡りを…

衝撃的なほどガッツリ剪定したティーツリーの1ヶ月後に驚きの変化!

7月10日に、丸裸になっちゃうかと思うほど衝撃的なほどガッツリ剪定したシルバーティーツリー(レプトスペルマム)。↓ ↓ ↓ www.hikoushin.com 気温もいきなり38℃と連日の猛暑で、さすがに刈り込みすぎちゃったかな~と数日間はヒヤヒヤしていましたが・・・ …

千畳敷カールの高山植物ガイド付きトレッキングが素晴らしかった。現地ガイドを利用して120%楽しむ

2週続けてワンオペで長野県の山に子どもたちとトレッキングに行ってきました。 私の大事な趣味の一つ、深山に咲く植物や高山植物を見に行くこと。 自然大好きな田舎生まれ田舎育ちの私と、アウトドアに全く興味のない都会生まれ都会育ちの夫、という致命的な…

気に入った映画は3回観に行く私の習慣から映画館で映画を観ることの価値を考える。

7月14日より公開の10年ぶりとなる宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」を観てきました。10年楽しみに待って、ついにこの日が来た感じです。 全体的な感想としては、 ・前半部分の夢野久作的な純文学的なホラー感が素晴らしかったこと。 ・そのままホラー感…

ティーツリーの剪定は衝撃的なほどガッツリ切るくらいでちょうどいい

我が家のシンボルツリーとして3年前に植えたシルバーティーツリー(レプトスペルマム属でメラレウカとは別種)。 ウィーピング(しだれる)ティーツリーともいわれ、枝が柔らかく垂れ下がる特徴があります。 幹がひょろひょろなのに、細い枝があちこちから旺…

地際で刈らない「風の草刈り」で、もう雑草と戦うのはやめよう

梅雨や大雨を乗り切るために、「大地の再生」手法を参考に畑の水はけ改善に全力を注いでいます。 自然農3年目の今年は野菜ができないといわれる「3年目の壁」らしいので、のんびり焦らず畑を育てることを大切に考えています。 雨上がりの翌日は土が柔らかい…

自然農の家庭菜園の地力を上げるムクナ豆の成長スピードがすごい

自然農3年目の家庭菜園の地力(肥沃度)を上げる緑肥目的でスゴ〜イ豆「ムクナ豆」を育て始めたら、目を見張る成長スピードでその生命力の強さに驚いています。 種まきは約2週間前の6月18日。 www.hikoushin.com 種まきから数日後に雨が強く降ったこともあり…

ティーツリー(メラレウカ)を庭木に選んで大丈夫?日本で枯れずに根付くのか。

今年の5月24日にオージープランツ(オーストラリア樹木)であるメラレウカを庭木として畑の一角に植えました。 メラレウカの中でも、希少な品種である「ラベンダーティーツリー」を取り寄せて、 造園屋さんに植えてもらいました。 実は新築時にシンボルツリ…

自然農3年目でナス・ミニトマト・オクラの直播きにチャレンジ

自然農で家庭菜園を始めて3年目は、畑の養分が枯渇して一番収量が減り、病虫害が出るといわれる「3年目の壁」の時期です。 2年目の昨年は、2万円ほどかけて有機農法家の方から有機栽培の夏野菜苗(ナス、ピーマン、ミニトマト)を購入して定植しましたが、 …

自然農の土づくりに最強なムクナ豆を栽培してみる

肥料に頼らない自然農の土づくりには数年単位で時間がかかります。 我が家のように更地から家庭菜園を始める場合、土の豊かさがゼロリセットされたところからのスタートなので、野菜が育つ土には程遠いのです。 野菜が育つ土づくりには、刈り草を畑に敷く「…

梅雨の自然農のリアル。家庭菜園でナメクジやカタツムリと共存できるのか?

梅雨入りして1週間、雨が続き畑に入れない毎日が続きました。 丸2日間、雨が降り続いた日もありましたが、枝や炭を投入した水脈が順調に雨を流してくれています。 個の水脈は、環境再生医の矢野智明さんの「大地の再生」手法や高田宏臣さんの提唱する「土中…

梅雨の大雨にも自然農畑の水はけ効果抜群の「大地の再生」手法。

梅雨前線と台風の影響でものすごい大雨となり、環境再生医の矢野智明さんの「大地の再生」手法で水路をつくった自然農3年目の家庭菜園はどうなったかというと。 お隣さんのお庭には大きな水溜まりができて、茶色の泥水になっていますが、 我が家の自然農の家…

畑の水はけ改善と芳香蒸留水をつくるためにラベンダーティーツリー(メラレウカ)を植えてみた

新居のシンボルツリーとして「ラベンダーティーツリー」を2年前に植えました。引き渡しに合わせハウスメーカーが1月に植えたところ、大寒波の影響で2週間ほどで枯れてしまうという経験をしました。 暖かくなった4月に植え直してもらったところ、無事に根付き…

自然農畑の水はけを考え始めたら知った、「土中環境」が山と川の循環につながっているという驚愕の事実。

ここ2週間、ずっと畑の水はけ改善を考え続けたどり着いた、環境再生医である矢野智明さんの「大地の再生」手法。 その影響を受けた高田宏臣さんの「土中環境」という、さらにわかりやすい環境再生の手法に出会いました。 何だろう・・・自然農を始めたこの3…

自然農の家庭菜園、地中の巨石を撤去して「大地の再生」手法で水脈が完成。

地中にずっと埋まっていたであろう巨石を業者に撤去してもらいました。 前回の記事はコチラ。 www.hikoushin.com Before ↓ ↓ ↓ After ↓ ↓ ↓ 配線なども出てきたようで、昔の農機具の残骸が埋まっていたのではないか?と。 昔の地図をさかのぼっても、 地主さ…

「大地の再生」手法を施して判明。家庭菜園の水はけが悪いのは驚きの原因だった。

「大地の再生」手法を施してから初めての雨を迎えワクワク。 水はけ改善の効果が如実に表れるからです。 「大地の再生」を施した過去記事はコチラ ↓ ↓ ↓ www.hikoushin.com 道路に水たまりができるくらいかなりの雨が降りました。 家庭菜園を水はけ具合をの…

自然農3年目。家庭菜園の水はけをよくする「大地の再生」は驚きの手法だった。

自宅の庭で自然農の家庭菜園を始めて3年目。 始めた当初から、畑の水はけ、排水改善が課題でした。 2022年5月14日撮影 ↓ ↓ ↓ 雨が降ると、畑の畝間や額縁明渠の排水が悪く水が溜まってしまうだけでなく、 さらには、お隣さんとの境界はフェンスだけで地続き…

自然農3年目、スナップエンドウとサヤエンドウを園芸ネットなしで手抜きに育てる

自然農3年目の家庭菜園では、労力や費用といった余計なコストをかけず野菜が最低限収穫出来ればいいな、くらいでゆる~くやっています。 畑仕事は基本、週末だけ。 雨だったり仕事や子どもの行事があると2週間に1度なんてこともあるので、 「手がかからなく…

自然農で家庭菜園3年目に突入!めんどくさがり屋な私でもほったらかし気味に続けられる秘けつ

「耕さず、肥料や農薬を用いず、草や虫を敵としない」農法である「自然農」を自宅の庭で初めて3年目に突入しました。 自分のこだわり以外はどうでもよく、面倒くさいことが大嫌い、という極端なところがあり、 草取りをどっちがするかが喧嘩の種になるほど、…

宮西達也原画展で考えた、大人が泣いてしまう絵本のド直球なメッセージの強さ。

絵と言葉がセットになると、逃げも隠れもできないほどメッセージ性も説得力もめちゃくちゃ最強になるなぁと、宮西達也さんの絵本を通じていつも思います。 宮西達也さんの絵本を読み聞かせると、親のほうがボロボロ泣いてしまうという現象は私だけではないと…

シュルレアリスム画家展で考えた、やりたいことを貫く生き方

1人のシュルレアリスム画家の人生をたどる美術展に行き、「やりたいことを貫く生き方」を目撃しました。 第一次・第二次世界大戦という、自分の意思が全く通用しない不条理な時代を生きたのに、自分のやりたいこと=芸術を見つけて、それを死ぬまで貫き通し…

絶滅危惧種のホソバノツルリンドウ

9月29日。 とある場所に、珍しいものを見に行きました。 山岳レンジャーもされている花仲間が、わざわざ地図を描いてくださり、 迷うことなく見つけることができました こうした希少種や絶滅危惧種はなかなか自分一人では探し出せるものではありません。 盗…

女王君臨!シロバナサクラスミレ

2週間前はお気に入りの高原にもまだ春が来たばかり。 草原にはサクラスミレの姿は見当たりませんでした。 今年は、春になってから寒い日が続いたせいか、開花が1週間は遅いような・・・ さあ、もうさすがに見頃かなと思い、お気に入りの高原へ足を伸ばすこと…

また会えた!シロバナサクラスミレ

2018年5月19日。 冬季閉鎖していた林道が通れるようになって、 お気に入りの高原は新緑一色。すっかり春が来ていました。 スミレの女王、サクラスミレも今年はもう終わり頃・・・ 湿原にはクリンソウが数株満開を迎えていました。 お目当ては、去年初めて目…

春の使者ミスミソウ(雪割草)、たくましく咲く。

2018年3月11日、東日本大震災から7年が経ちました。 この日、ミスミソウを探しに出かけました。 実は、7年前のこの日もミスミソウを探しに山へ入っていました。すごい偶然だなぁと思うのと同時に、さまざまな思いがよぎります。 7年前はミスミソウがうまく見…

千畳敷カールのお花畑②憧れのクロユリ

千畳敷カールのお花畑レポートのつづきです www.hikoushin.com 西遊歩道から北遊歩道へ向かいます。 まもなく、今回一番のお目当てのクロユリが姿を現してくれました 乗鞍岳でも見ることが叶わなかったクロユリ。 ここ千畳敷の遊歩道では多くみられました。 …

千畳敷カールのお花畑①雲上の楽園

8月4日。 長野県は木曽駒ヶ岳に行ってきました。 お目当ては、千畳敷カールの高山植物のお花畑。 千畳敷カール周辺には夏は高山植物が咲き乱れ、38科96属128種が確認されているそうです。 千畳敷カールとは、中央アルプス宝剣岳の直下に広がる標高2600mの氷…

絶滅危惧種のカモメラン

6月上旬、花仲間のご案内を受け、とある山に登ってきました。 お目当ては、環境省レッドリスト準絶滅危惧種のカモメラン アツモリソウは開花には少し早い時期でしたが、カモメランはちょうどベストシーズンです。 ここは高山植物や山野草が豊富な山です。 以…