今日は震災から1年の日ですね。
私はあの日あの時間、ちょうど雪割草と節分草を見に、林道を運転していました。
下山すると、あちこちの信号が機能しておらず
友人からのメールで事実を知りました。
みんながたくさん悲しんで、
それぞれがたくさん考えて、
苦しんだ1年だったんだと思います。
今日も、いろんな気持ちで、
1年前と同じ場所に、節分草を見に行きました。
二日続いた雨で、
花は濡れそぼり、
うつむき加減です。
けれど、雨にも負けず、
すこしづつ頭を上げて、
朝日を浴びようと力強く花開いています。
絶滅危惧種ですが、
早春に咲く、春の使者。
しっかりと春を運んでくれました。
続いて、座禅草の群生地に向かいます。
昨シーズンは、3月上旬に雪の中座禅草を見に行きました。
とっても美しい光景でした。
今年は、日曜日ということもあって、
人だかり、観光バスも入ったりツアー登山客もいたりと
にぎわっていて、
落ち着いて撮影するのは難しい。
さらに曇りで林の薄暗い中、撮影条件は悪い
しかし、やっぱり渓流にぬって自生する座禅草は、いいですね。
ここにもちゃんと、春はきていました。
山の命が芽吹くときです。
大自然は時に厳しく容赦ないですが、
たくましさや美しさや
いろんなことを体現しているんですね。