帰り道、曇りの夜空を見上げると、
月の周りにぼんやりと大きな輪ができている。

時々、、、といっても数年に1回くらい見ることがあったが、
レアな現象だとは
その名も、幻月環(げんげつかん)。
月をぐるりと一周する白く細長い弧ができることがある。
これは氷晶(空の雲)の表面に月光が反射して起こる大気光学現象。
幻月環は、条件が良いと、月と反対側の向日点を通って、
ぐるっと空を1周することがある。
幻月環の出現は、条件がきわめてよい時に限られるそう。
太陽の光で起こる幻日環は、年に60回ほど出現するそうだが、
この月光で起こる幻月環は数は少ないとか。

