飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

妊娠中に訪れることができた夏の上高地

2013年はプライベートの変化の多い年で、フィールドワークも自重気味でした

 

生活も仕事も落ち着いてきたので、またのんびり更新していきたいと思います。

 

 

お腹の子ももうそろそろ安定期・・・近場で避暑&趣味ができるところに旅行したいということで、

7月下旬、長野は上高地・乗鞍高原に行ってきました。

 

 

山梨は酷暑。

しかし上高地は気温差15℃、ひんやりした空気、美しい渓流、ほんものの避暑を堪能できました。

夏の上高地は初めてなので、植物との出会いを楽しみに、がっつり歩くつもりで妊婦ながら軽登山の出で立ちを・・・。

 

1日目夕方は梓川を眺めつつ田代湿原、田代池方面を歩きました。

梓川の流れ (640x428)

田代橋から

田代池

 

 

道中にはクサボタン、ソバナ、クガイソウ、キツリフネ

森の中の木道ではゴゼンタチバナ、イチヤクソウ、、などなど夏の植物たちと出会えました。

 

巴の字さながらのトモエソウ

トモエソウ

 

河童橋などにぎやかな辺りよりも少し離れた、梓川沿いのホテルに一泊。

森の中の温泉は最高でした。

夜には上高地は真っ暗。高原や湿原の中ですから街頭一つ見えません。

夜中は寒くて目が覚め、温泉に入り直しました。

 

 

朝は5時起きで、反対方向の明神池まで歩き進めました。

かなりの距離があるので、着けるとは思わず行けるところまで行こうと。

澄んだ空気、朝の穂高連峰が雄大でした。

 

朝焼け

 

朝の梓川

 

水鏡 (640x428)

 

 

穂高連峰

 

 

 

朝6時前には、河童橋付近からぞくぞくと大きなザックを抱えた穂高への登山者が追い越してゆきました。

今ではそのペースに追い付いてはゆけず、うらやましくもあり、身体の限界を感じる瞬間でもありました。

 

やや登山道のような暗い林床付近で、

数年ぶりにセンジュガンピとご対面。

センジュガンピ

 

風に揺れる姿はとっても可憐でした。

 

センジュガンピを見たところで、スローペースで1時間半歩いても明神池まではとてもたどり着かないので、

朝食の時間に間に合うよう宿に引き返すことにしました。

 

 

2日目は、乗鞍高原・乗鞍岳に向かいます。