飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

乗鞍岳~畳平のお花畑~

上高地・乗鞍高原旅行、2日目は乗鞍岳山頂の畳平のお花畑を目指します

 

・・・といっても、自分の足で登るのでなく、乗鞍高原へのシャトルバスで片道50分かけて標高差1200mをぐんぐんとあがってゆきます。

乗鞍高原から乗鞍岳山頂間瀬の乗鞍エコーラインは、すばらしい自然を守るために上高地と同じくマイカー規制しています。

バスで自生する高山植物を見に行けるなんて、、、苦労して登って見るのとはまた違った感覚です

 

 

北アルプスの最南端、乗鞍岳山頂標高2700mへ到着

 

ちょっと頭痛がします。

 

乗鞍岳

 

山頂には残雪がしっかりとあります。

しかし良いお天気で、半袖でもへっちゃらでした。

たくさんの登山・観光客でにぎわっています。

 

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残念ながら帰りのバスまで1時間しかなく、畳平を周遊することはできませんでしたが、

メインの高山植物とは会うことができました。

 

遊歩道が整備された、お花畑が広がる畳平はハクサンイチゲとミヤマキンバイが競って咲いていました。

 

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ハクサンイチゲ

 

ミヤマキンバイ

 

 

雲が流れ、美しい山肌を眺めながら。

高山帯なので、歩いているだけでも簡単に息切れがします。やや傾斜のあるのぼりでもきつい・・・

 

 

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畳平から少し離れ、お目当ての女王を探します。

 

ありました

高山植物の女王、コマクサとの久々の謁見です

 

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女王というには可憐すぎる風貌ですが、他の植物がとても生育できないような簡単に崩れるような砂礫地に

しっかりと根を張って、たくましく生きる姿はまさに女王の座に君臨するのでしょう

 

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こんなに楽しての謁見・・・肩身が狭い(笑)

 

 

 

 

イワツメクサやヨツバシオガマもありました。3000メートル級の仙丈ケ岳と近い植生です。

 

イワツメクサ

ヨツバシオガマ

 

 

 

 

低地や深山にもるが、高山帯にも咲くものは身長が低く、小型化します。

コイワカガミ、コウメバチソウ。高山型にはたいてい『コ』がつくようです。

 

ハクサンイチゲ&コイワカガミ

コウメバチソウ

 

乙女高原でウメバチソウを見ましたが、確かに花が小さい気がします。

 

とうとうクロユリを見ることは叶いませんでしたが、まあ、本当なら南アルプスに登って見たいところですね

 

 

後ろ髪ひかれながら、帰りのバス待ちの長蛇の列へと向かいました。

帰りは白骨温泉に浸かって山梨まで帰りました。

 

 

 

今回の旅の収穫です

旅の収穫