飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を静かに叫ぶ。

樹齢800年の夫婦杉で制作してもらった器が届いた

木彫刻家の方に、樹齢800年の県指定天然記念物の夫婦杉で制作していただいた、

サラダボウルが届きました

 

 

 

日本一人口密度の少ない、やまだらけな、大好きなフィールド。

山梨県の早川町という町に暮らすアーティスト夫婦のギャラリーオゴンがあります。

 

早川町を訪れた際は、立ち寄ります。

南アルプスの麓、早川町産の木材を使い、自然のままの良さを活かした木彫刻品を制作されています。

約20年前に早川町に移住されてきたアーティストご夫婦。

里山にあるとは思えないような、とってもお洒落なギャラリーです。

 

 

2010年3月、春の重い雪で偶然落ちてきた樹齢800年の夫婦杉の枝を手に入れたそうで、

その枝で、いくつか作品を制作されていたようです。

夫婦杉は、早川町にある京ケ島地区の神社に、5メートル隔てて「男木」と「女木」が双立しています。

以前、野鳥観察ツアーなどで、立ち寄ったこともあります。

 

 

 

 

ちょうど一年前、ギャラリーでこの夫婦杉で制作された、小さ目の器に巡り会い、

その貴重さと、木目の風合いの美しさに見とれて購入。

大変貴重な縁起物

夫婦杉の器・小

 

 

夫婦杉のサラダボウルがほしい・・・と思い至り、ギャラリーオゴンさんに問い合わせてみたところ、

少しなら木材が残っているので、制作できます、とのお返事を頂戴しました

 

約1か月の製作期間を経て、届いたのがこちら。

 

 

 

 

底が浅めと、深めの、二つ制作していただきました。

夫婦杉の器

 

 

夫婦杉の器

 

 

 

 

 

木目が繊細で、色合いもなんともやわらかく、美しい器に仕上がっています。

夫婦杉の器

 

 

 

側面の独特の彫りと、うつくしい木目が、印象的です。

 

 

使うのがもったいないようですが、使い込んでいくとサラダオイルなどで、いい風合いになるようです。

一生の宝物の一つになりました

愛用していきたいと思います。