飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

乙女高原スミレ観察会②シロバナサクラスミレとの出会い

乙女高原スミレ観察会のつづき。。。

 

ガイドさんに、このあたりに毎年シロバナサクラスミレが見つかっています、と教えていただき、

枯草が敷き詰められた林床を周囲を注意深く見渡すと・・・

 

 

 

あった

 

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ものすごい存在感とともに、白い女王はそこに君臨していました。

 

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一株だけ凛と咲き、神々しくもあり・・・

このあたりのサクラスミレはやや終わりかけでしたが、シロバナはちょうどいい時期という感じでした。

今年はやや花が早いので、開花のタイミングが難しいですね。

 

 

似たアングルのサクラスミレ

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今回、シロバナサクラスミレが見つかったのは、この一株だけ。

2012年には2株見つかったようですが、非常に数が少ないシロバナが1株咲き続けているだけでも、貴重なこと。

このまま後世に残しておきたいと強く思います。

 

 

乙女高原の草原にもついに今年は、こんな立派な鹿柵が立てられておりました。

いよいよ鹿の食害を何とかしなければ、花々だけでなく毒草までも食べられ、乙女高原の貴重な植生が守られない・・・

鹿も生きていくため・・・なんだか複雑ですね

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この日、観察できたスミレはまだまだあります。

つづく。。。