林の中で、ジガバチソウの開花株を見つけました。
遊歩道の木の橋に生えています。
思ったよりも小さく、一見花が咲いているのか分かりにくく(枯れているようで)、
見落としてしまいそうですが、
よくよく見ると精緻な作りをしています。
近年、雑木林の減少や乱獲などにより個体数を激減させているよう。
いつまでも残っていてほしいものです。
ラン科クモキリソウ属
和名は似我蜂草
花がジガバチに似ることによる。
全国の比較的明るい山地の登山道脇やコナラやクヌギなどの落葉樹林下、アカマツの映える斜面などに自生する。
花色は濃茶色から~緑色まで多様。
株繁殖しないので、生育地は点在する。
花色によって「アオジガ」「クロジガ」と区別して呼ばれることも。
人による盗掘、里山の宅地化、雑木林の減少も自生地の激減に大きな影響を与えている。