飛紅真の手紙

フェミニストの精神看護専門看護師ブロガーが、自然、アート、社会問題を綴る。

富士の樹海でラン散歩、絶滅危惧種ジガバチソウに出会う。

樹海の中でどこまでも林道は続いてゆきます。

細い林道は県道だそうです。富士登山道も県道ですね

 

樹海の中では、こ~んな大きな穴があちらこちらでぽっかり開いています。

ごつごつした表面をもつ筒状の空洞がいくつもみられます。

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写真ではわかりづらいですが、かなり巨大でした

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これは溶岩樹型という地質学上大変珍しい現象で、

噴火の際に溶岩流が樹海や森林帯を流れ下りると、樹木が溶岩流中に閉じ込められ、

木質部は焼失しますが、樹木の組織や外形が溶岩流中に印されます。

 

中でも樹海は、溶岩洞窟(溶岩チューブ・溶岩トンネル)と溶岩樹型の規模と数においては、世界でもトップクラスにあります。

 

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手でもつかめる大きさの溶岩があちこちにゴロゴロしており、持ってみると軽石みたいに軽い

 

 

 

歩いていくと、林道脇の溶岩の苔むした上や、樹木の上にジガバチソウ発見

 

比較的目立つ場所にあります。

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やっぱり地味ですが、見れば見るほど個性的で面白いランです。

苔の上が似合います。

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つづく。。。