5月19日、お気に入りの高原は心地よい春の陽気でした。
林道を上がっていくと、山々は春に逆戻り。
気温14℃、渓流沿いの湿地帯はひんやりして、上着が必要なくらいでした。
サンリンソウがあちこちで群生しています。
日陰だからか、花が開ききらないコミヤマカタバミ。
苔むした岩の上に、ポツンポツンと可憐な花が。
ヒメイチゲ。
見逃してしまいそうな、か細い花。
何気に初めて見るかなぁ。
山地から亜高山帯の日当たりのよい場所に分布するといわれ、こちらも春を告げるスプリング・エフェメラル。
イチリンソウ属の中でも小さくて繊細、まさに可憐な姿はその名の通りといった感じの花です。