2022年3月12日から「3年間で絵本1万冊読み聞かせ」を始めました。
2023年1月6日現在で、2882冊。
3年間で1万冊だと毎日平均して15冊読み聞かせることが目標。
読み聞かせの記録は「目標継カレンダー」アプリを使用。
絵本読み聞かせ1万冊を始めたきっかけ
2022年年明けから断捨離に目覚め、自分の生活の生産性を高めるためにあらゆる見直しをしていった結果、「これからの時代、子どもたちをどう育てていったらいいんだろう?」というところまで突き詰めて考えることになりました。
考え尽くした結果が、子どもたちの「自分で生き抜く力」を育てること。
災害、戦争、感染症・・・と未曾有の出来事が短いスパンで起きる不確かな時代に突入したと感じる昨今。
貧困、格差、暴力、孤立、ひきこもり・・・現代ならではの「生きづらさ」を抱えて生きていくことになるであろう子どもたち。
親が子どもにしてあげられることって、「学校教育への投資」ではもはやない。
私の考える「生き抜く力」は、自分で考えることができて、自分の意見を伝えることができて、自分で行動できるということ。
“自分のことを自分で決められる「自己決定」や、
“困難を乗り越える力“である、「レジリエンス」っていう言葉の意味やイメージが近いかもしれません。
そして、何よりも子ども一人一人が「自分らしさ」を築いていけることが一番重要。
どんな風に時代が変化したとしても、その時に親や友人がそばにいなかったとしても、与えられた命を最後まで自分の力で全うしてほしい。自分らしく生きていってほしい。そんな願い。
昨年断捨離中に、断捨離関連の本を書店で探していた時、目に飛び込んできた新刊本。
東大合格どうこうではなく、このママ、子どもと絵本というツールを通じて泣いたり笑ったりしながらめちゃくちゃ育児を楽しんでいることに衝撃を受けた!!
学校教育でも塾通いでもなく親が子どもと一緒にできること。
これまで私が大切にしてきた、「植物や畑や生き物を通じて子どもと楽しく自然を学ぶ」こと以外で子どもと楽しく学べること。
これかもしれない!!
そうだ、私は子どもと一緒にこの限られた育児期間をとことん楽しみたいんだ!!と気づいたのです。
衝撃を受けた本はこちら ↓ ↓ ↓
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絵本と「生き抜く力」との関係
絵本読み聞かせの効果にはさまざまな研究知見が蓄積されつつある。脳科学、心理学、教育学、言語学といった分野からの知見。
私が注目している効果は以下。
・読解力
・コミュニケーション能力
・認知能力
・心の理論(他者の心を読む能力)
(参考文献)雨越康子,森下正修(2020):幼児期の集団および家庭における絵本の読み聞かせと認知能力,日本教育工学会論文誌 43(4),339-350,2020.
これってすべて、社会で生き抜くために必要な力だと痛感しています。
本当は学校教育で習得できれば文句ないけれど、知識を詰め込み、正解がある問題を解く練習や、集団の中でみんなと同じことをすることを学ぶ学校教育だけでは養えない力なのではないでしょうか。
親も子も一緒に楽しめて、子どもが自分で選べて、自宅にいながら縦(時間軸)にも横(空間軸)にも物語の世界を旅することができる、日常生活のすきま時間に読むことができる手軽なツールが絵本だと思うのです。
アートや哲学や社会問題や歴史や自然科学・・・人が生きていく上で必要なさまざまなことを教えてくれ、考えさせてくれるとっても万能な教材です。
大人にとっても「読書」は人生を豊かにする上でとっても大事なツールであるように、子どもにとっては「絵本」が同じなのではないか?と私は考えています。
何よりも、親である私自身が「楽しくハマること」が大切。これは実はめちゃくちゃ得意。ものすごく深くハマることができるのが私の特技。
そして、子どもたちに決して強制はしないこと。
我が家で実際どんな風にどんな絵本を読み聞かせをしているのか、子どもにどんな変化が起きているのか、これから私に伝えられることがあれば伝えていきたいと思います!!