飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

「3年間で絵本読み聞かせ1万冊」を始めて1年が経過して感じた、やりたいことを習慣化する秘けつ。

「3年間で絵本読み聞かせ1万冊」を始め、早くも1年が経過。

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2022年3月12日に開始して現在3839冊読み聞かせました。

1年間継続できた=「習慣化」できた工夫がいくつかあります。

 

1.成果を見える化してモチベーションを高める

2種類のアプリを使って毎日記録し、

進み具合やこれまでの成果を見える化することで、

自分自身の「継続」のモチベーションを高めるよう工夫しています。

↓ ↓ ↓

 

1日の目標冊数は15冊で、1日に最低9冊読み聞かせることで3年間で達成できる設定になっています。

4歳の長女が小学校に入学するまでに1万冊読み聞かせることが目標です。

進み具合で「予定通り」というコメントが出ると「やばい!頑張らなきゃ」と焦るし、

「かなり順調」とコメントが出ると「最近頑張ってるな~!」と自分で自分をほめる毎日です。

 

自分や子どもが体調を崩したり、

旅行や出張に出掛けたり、

残業や、雑誌記事や論文執筆などの締め切りタスクで疲れ切っていたりすると、

「今日は無理!」

「早く寝ることが最優先!」

と、1冊も読み聞かせせず寝てしまう日もあります。

「もう今日はいいや~」と私が諦めようとしても、

娘から「いやだ、絵本読みたい~」とリクエストがあり、3~5冊読み聞かせるなんてこともあります。

アプリで「予定通り」といういまいちなコメントが続くと私も焦り、

「今日は15冊頑張るから協力してね~」と意気込む日もあり。

読み聞かせを親子でゲーム化して楽しんでいる節もあります。

 

2.苦痛にならないくらいの「ちょうどいいあんばい」を見つける

4歳の長女が理解できて、小学校3年生の長男も付き合える絵本となると、

3歳以上~6歳対象の絵本がベターということがわかってきました。

さらに、活字が多い本は少なめ~普通の絵本の2倍~3倍の読み聞かせ時間を要します。

子どもも聞いているのが苦痛になり「長い~」となります。

読み聞かせる私も「疲れる~」となり、苦痛になってくるのです。

必然的に、読み聞かせができる範囲の活字が少なめ~普通の絵本を選ぶことが、

苦痛にならない「ちょうどいいあんばい」なのだと思います。

図書館で手に取る絵本、自宅の絵本棚から選び出す絵本は結局活字が多すぎない、むしろ少ない「ちょうどいいあんばい」の絵本なのです。

この「ちょうどいいあんばい」を自分なりに見つけることが継続への近道になります。

「あ~この本子どもに読ませたいな」と思っても、

活字が多い絵本は、読み聞かせ向きというより、「一人で読むことに向いている絵本」ということになります。

 

3.すぐ手に届くところに置いておく  

我が家のリビングのローテーブルに、絵本を積み上げています。

リビング・ダイニングに置きっぱなしのものはBOXティッシュやウェットティッシュくらいなのですが、

毎日読み聞かせる絵本はローテーブルに置いておくというルールを作っています。

いちいちリビングのクロゼットを開けて図書館の袋から絵本を取り出すひと手間を、

1年365日行うと考えると人間、おっくうになるものです。

絵本は10~15冊運ぶとなると結構重いものです。

ローテーブルに積み上げておくと、子どもたちも手に取りやすいからか、

自分一人で読んでいる風景が我が家の日常茶飯事。

4歳の長女は教えなくても自然にひらがなが読めるようになり、

いまでは絵本を開いて一人で音読しています。

 

4.やらねばならない口実をつくる

私の暮らす市内には市立図書館が6つあります。

我が家から300mの距離に市立図書館が一つあるという恵まれた立地。

本棚代わりに通える距離です。

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休日は図書館を2つハシゴすることも可能です。

図書館には基本的に毎週1回、忙しいときには2週間に1回は通っています。

貸出期間が2週間なので、自ずと返却に行き、また借りる・・・というエンドレス貸借を1年間続けています。

市内6か所の図書館どこでも返却でき、予約した本も一番近くの図書館で受け取れます。

市内になく、どうしても読みたい絵本は県内の図書館の相互貸借サービスを使って取り寄せることもあります。

かなりのコアなリピーターになっており、予約しておいた本は司書さんが私の顔を見るだけで言わなくてもすぐにカウンターに出してもらえる好待遇(笑)。

1つの図書館の絵本ですら、もちろん読み切るなんてことはできない量なので、

読み聞かせの絵本を手に入れるには図書館は不可欠です。

我が家にも超お気に入りの絵本は購入し、300冊ほどの絵本を蔵書していますが、

購入までに至らずとも何度も図書館で借りたくなる絵本というのもあります。

図書館通いを始めると、「期限内に返さなきゃ」というインセンティブが働くので、

自ずと継続していきます。

週1回から2週間に1回は図書館に通っているせいか、この1年間延滞したことは1度もありません。

 

5.時々は「What(何を)」ではなく「Why(なぜ)」を考える

自然農も2年続いて今年3年目ですが、

絵本読み聞かせも2年目に突入です。

毎日継続している習慣って、日常の当たり前になっていくからか、

次は何を読もう、今日は○○冊達成!・・・という細かなことだけではなく、

「何で読み聞かせ1万冊を始めたんだっけ?」

「読み聞かせ1万冊で一体何を目指していたんだったっけ?」

と、原点やゴールを忘れがちになります。

「木を見て森を見ず」ということにならないよう、自己点検が欠かせません。

投げ出したくなる時も、意味がないと思いたくなる時も、

私にとっての「Why」を思い出すようにしています。

熱意の灯を消さないよう、細い灯でいいので絶えないように。

 

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