飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を、宛てもない手紙のように綴る。

種からゆっくりゆっくり育つ自然農の夏野菜たち・・・

私が自然農をやっていて至福のひとときだと感じるのは、毎朝、リビングのカーテンを開けると眼前に広がる家庭菜園を眺めるとき。

ウチの家庭菜園は「耕さず、農薬・肥料を持ち込まず、草や虫を敵としない」農法である自然農に沿っています。

おまけに始めて3年目で、土を豊かにするために土づくりに励んでいるくらいなので、大した収穫は望めません。

自然農で家庭菜園を始めた当初は「無農薬の野菜が食べられたらいいな」という欲求からでしたが、いまとなってはもはや「楽しむためのもの」となっています。

畑という限られたスペースなのですが、自然の厳しさ・美しさ・豊かさを感じられる、まさに「自然そのもの」がそこにあるという感じ。

自然農を始めてから休日にあまり山に植物を見に行かなくなったのも、すぐ目の前の豊かな自然に夢中になっているからなのかもしれません。

今年挑戦しているのが、購入した苗(育苗した苗)を植えるのではなく、畑に直接種をまき、種から夏野菜を育てる「直播き」という無謀なチャレンジ。

オクラやマメ科は直播きでも簡単に育ちますが、ナス科(トマト、ナス、ピーマンなど)は直播きでは難しいといわれているので、苗を植えて育てるのが一般常識。

そこを、自分でまいた種から夏野菜が育つ姿をこの目で見てみたい!と思ったのです。

5月26日に直播きしたミニトマト。

草丈15㎝くらい。だいぶ大きくなってきました。

やっと園芸店やホームセンターで売っている大きさに近づいてきたかも(笑)

6月4日に直播きした島オクラの成長は目を見張るものがあります。

ナメクジやカタツムリに若芽を食べられ穴だらけのところからの復活。

同じく6月4日に直播きした在来青ナスはゆっくりゆっくりです。

最近下葉が黄色くなってきて養分不足なのかちょっと心配。

信越水ナスも本当に成長がゆっくりゆっくり。

ほとんど発芽せず、サバイバルして残った子たちです ↓ ↓ ↓

 

昨年のこぼれ種で育っているインゲン豆は思い思いに支柱に巻き付いて実をつけ始めました。

 

カチカチの畑を肥やす緑肥目的でまいたムクナ豆は毎日毎日大きくなっています。

もう少しでつるを出しそうです。 

今年はカマキリたちがたくさん孵化したおかげか、カメムシが少なめです。

雨が多かったのでカタツムリやナメクジは大活躍でした。

その年の気候や、土の養分(養分が多すぎると虫も増える)によっても虫の発生が毎年違うというのも面白いです。

虫の種類が単一だと、大量発生して野菜を食べられてしまうことがありますが、多種多様なほうが生態系のバランスができて、虫や草、鳥や爬虫類が共生する環境ができる、といいます。

人間社会と同じでダイバーシティ(多様性)があったほうが、豊かで柔軟な環境といえるのかもしれません。

自然農の直播きは、自然農を提唱する川口由一さんの書籍を参考にしています。

自然農・栽培の手引き