飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を、宛てもない手紙のように綴る。

待ってるだけじゃダメ。「何か変だ」と思ったらすぐ聞こう。

私は昔から緑茶が大好きで「超美味しいお茶をいつでも家で飲みたい」と考え、お茶の産地や急須にとことんこだわって緑茶生活を楽しんでいます。

日本茶について自分なりに調べ上げ、ようやくたどり着き現在落ち着いているのが、4年前から九州からお取り寄せして1年365日(外泊以外ほぼ毎日!)愛飲しているお茶。

新版 日本茶の図鑑

それは、日本に39人しかいない日本茶のプロ中のプロである「日本茶鑑定士」が知覧茶や八女茶などの九州茶をブレンドしている深蒸し茶なのです。これを緑茶の苦みを吸収してくれるという常滑焼の急須を窯元から取り寄せ、毎日淹れています。

特に、新茶のブレンド茶は格別甘くて美味しいので、一度にたくさん取り寄せて半年くらいかけて飲んでいます。

が・・・いつまで経ってもブレンド茶が販売されない!!!

ネットショップを見ても、「2022年ブレンド茶」から更新されていないのです。それも売り切れている。。。(泣)

毎年、新茶の時期になると「まだかなまだかな~」と首を長くして待ち、「新茶購入まであとどのくらい必要か」を自宅のストックを見ながら調整しつつ注文するのですが、いよいよストックが厳しくなってくると待ちきれずショップに問い合わせたことが2度あります。

毎年新茶の収穫に合わせて販売開始が若干違うので、「〇月△日に販売開始の予定です」とその日のうちにレスポンスメールをもらえるので、この辺も信頼度が高いお店です。

ここ2年程は6月上旬に販売開始になっていることもあり、

「ううう~。毎年聞くのも何か恥ずかしいし、もう少し待ってみよう・・・」

と、グッとこらえて新茶のブレンド茶販売を待っていました。とっくにストックも切れ、頂き物の静岡県産深蒸し茶を飲んで繋いでいました。

ピンチ!!!

それすらも残り少なくなり、「このままでは、好きなお茶すら飲めない生活になってしまう~」と焦ってきました。2~3日に1回はショップを覗くが、「2022年ブレンド茶」「在庫切れ」から全く動きがない。

ネットショップのおしらせやホームページ、SNSを覗いても今年の新茶ブレンド茶については全く言及がない~!!!

「今年はブレンドができない事情が発生したのでは!?」

「東京に出店が増えてネット販売にまで手が回らないのでは!?」

「もしや茶匠に何かあったのでは!?」

とまぁ、消費者の勝手な想像が膨らんでいくばかり(笑)。

もう7月も下旬。新茶だって売り切れてもおかしくは時期になってきました。

「もう、今年は新茶のブレンド茶は絶望的なのかも・・・」と諦めかけ、新茶の時期はとっくに過ぎているけれど、メールで問い合わせてみることにしました。

たった数時間後に届いたレスポンスは、

「申し訳ありません。(ネットショップの)画面表示を2022から変更しておりませんでした。販売いたしておりますので、ご注文下さいませ」

まさかのお店側のミステイク!!!

「早く聞けばよかっただけじゃん・・・」とただただ自分を悔やみました(涙)。

即日発送してもらえるのもこのお店の信頼度の高さなのですが、こういったミステイクもあることを前提に、特に「旬のもの」「売り切れが予想されるもの」は早め早めの確認が重要と痛感しました。

 

「何か変だ」「いつもと違う」と思ったら、恥ずかしがらずに迷わず聞こう!!!悩んで不安になっている時間やその労力がもったいない。

悩みごとがあると、人間の脳のワーキングメモリは常に消費され、パフォーマンスが下がるのです。だから些細なことでも先延ばしは「頭を悪くする」のです。

やきもき、イライラ、鬱々として貧乏ゆすりがしたくなるような状態というのは、精神的にも余裕がない状態です。何らかの問題解決行動をとることで早く解決でき、次のタスクに脳のワーキングメモリや、心の余裕、時間、金銭などを傾けることができます。

「待ってるだけじゃダメなのね!!!」

今回は、些末な出来事と言えばそれまでですが改めて、おかしいと直感的に思ったことは待ってるだけじゃなくすぐ問題解決行動!!!を胸に刻んだ出来事でした。