飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を、宛てもない手紙のように綴る。

夏野菜の乾燥を防ぐ草マルチに集中しすぎて指を切る

2日連続で激しい夕立があり、インゲンが巻き付いている支柱が倒れるほどの風が吹き、修復が大変でした。道路の脇に咲いていた背の高いヒマワリがバキバキに折れてなぎ倒されるほど・・・。

「雷雨の後は植物がよく育つ」「雷雨の年は稲が豊作」と昔から言われますが、空気中の窒素が雨に溶け、「天然の肥料」になるそうです。

1週間ほど雨もなく38℃を超える暑さが続き、直播きしたナスの下葉が黄色くなりけっこうやばそうだったので、今日も朝6時から1時間、畑作業をしました。

間引いた在来青ナス2株のうち1株はかろうじて根付いてくれたようです。もう一株はほぼ枯れました。

まだこんなにちっちゃなナス。本日も39℃予報なので、刈り草を敷く「草マルチ」を分厚く施しました。

株元から生えてくるメヒシバやアメリカセンダングサなどの夏草は特に根元から丁寧に刈り取ります。その上に草マルチをしてあげると、日光がさえぎられて草の生育が妨げられ、野菜の根も伸びることができます。

草を刈りすぎると畝が乾燥してしまうので、株元以外の草は残します。

このナスなんかは、本葉まで黄色くなってきちゃってピンチです。↓ ↓ ↓

 

発芽した信越水ナスはこの1株だけ残りました・・・。他は発芽したものの虫に食べられました。↓ ↓ ↓

 

6月23日に蒔き直してようやく発芽した信越水ナスはこちら。7月下旬でこの状態!!!これは秋ナスの収穫も怪しいですね。6月下旬の直蒔きはさすがに遅すぎ。↓ ↓ ↓

 

ウチの畑を見限って、もうどこかへ飛んで行ってしまったと思っていたオオカマキリ(オス)は、ハルジオンの中にじっとしているところを見つけました。ここが彼の狩場なのかな。

1時間ほど草刈り&草マルチを中心に作業も終盤に差し掛かる頃、どういうわけか左の親指の先と爪を「サクッ」とノコギリガマで切ってしまいました。

厚めのビニール手袋をしているのですが、手袋も貫通し、「やっちまった~」と手袋を外すと血まみれ。ハイ、本日は作業終了。

流水で洗い流し消毒をして、直径5㎜の切り傷で済んだのでキズパワーパッドを貼って様子を見ています。

自然農で家庭菜園を始めて3年目にして初めてのケガ。

自然農ではノコギリガマを駆使することが多く、私がいま使っているノコギリガマは刃が長いので、手元の細かい作業には長すぎて危なかったかも。

今年の春に買い替えましたが、草刈りのおかげでもうギザギザの部分がこぼれて無くなっています。いつの間にか先端も欠けています。

高い位置で草を刈りはらっていく「風の草刈り」もそうですが、大きく振りかぶって草を刈るので、万が一手を切っても影響が少ないように、ビニール手袋の下に軍手をした方がいいかもしれない、と強く思いました。

また、夏の暑さで集中力が無くなってくるとケガもしやすくなるので要注意です。今回は朝の涼しい時間帯ではあったのですが。

そして、ノコギリガマなどの道具のメンテナンス、状態の確認もしないといけません。

夕飯の支度の際、さすがに包丁を使うとき「また切ったらいやだな」という抵抗感がありました。結構気持ち的にダメージがあったみたいです。

大きなケガでなくてよかったけれど、自分の畑で流血は悲しいので、「ケガを防ぐ」ということもちゃんと考えないとな、と思った一日でした。