飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を、宛てもない手紙のように綴る。

早朝に自然農の家庭菜園に全力投球してから出勤したら、一日中眠い。

3連休の初日は仕事ですが、「今日こそは畑に出るぞ!」と、出勤前の朝5時から1時間半、庭の畑作業ができました。

今週1週間は数日雨が降ったことで、野菜よりも草の方が勢いよく伸びています。畝間も畝上もメヒシバ、エノコログサ、アメリカセンダングサなどの夏草の背丈が高くなってきています。

雨上がりは畑に入らないのが鉄則。今週は天気予報とにらめっこが続きましたが、雨の影響で1週間以上草刈り&草マルチができず、「草刈りしたい~」とウズウズしていたところでした。

さらに、秋まきのインゲンの種まきがしたくて、注文していた種の到着を待っていました。秋まきインゲンは7月下旬~8月上旬(遅くとも8月10日頃までらしい)にまかないと、10月以降に霜が降りて枯れてしまうので、急いでいます。

実際、自然農1年目の9月1日につるありインゲンをまいたところ収穫はできたのですが、10月中旬には成長が止まり、種とりもできないまま枯れるという経験済み。

 

まずは、畑に直播きしたナスたちの様子を確認。

信越水ナスは、茎が紫色に色づいてきて、やっとナスっぽくなってきました。草丈20㎝くらいなので、お店に売っている苗のレベルにようやく到達したかなぁ。

信越水ナスは、蒔き直して芽が出たものの消えてしまい、湿り気のあった箇所のこの1株だけ大きくなったのでした(泣)。いやぁ苦戦、苦戦。
もう1種類のナス、在来青ナスですが、こちらは在来種でもともと丈夫なのか、発芽後もどの株も踏ん張って成長しています。

間引いて移植した草丈7~8㎝ほどの小さな苗も、下葉が黄色くなりましたが、8月の雨でちょっとずつ大きくなってきました。↓ ↓ ↓

 

数日は猛暑が続く予報なので、乾燥が苦手なナスたちにに丁寧に草マルチをしていきました。葉の15㎝先あたりまで生える草の成長点で丁寧に草を刈り、株元に敷いていきます。後は畑全体の草を高刈りして集めて、厚めに草マルチします。

ミニトマトたちはすべての株で花が咲きました。まだ青い実を付けているのは1株だけ。いまのところ順調です。ミニトマトの葉に蛾の幼虫がいたので、少し離れたところへ。

 

さてお次は、昨年の秋につるありインゲンを収穫後、竹支柱も片付けて休ませていた畝に、つるなしインゲンの種をまきます。

竹支柱は台風で倒れたり、管理がめんどうなので、今年はもう、つるなしインゲンでいいか~という、手の抜きよう。つるなしは初挑戦ですが、つるありのほうが柔らかくて美味しく、長く収穫でき、つるなしはやや硬く、一気に実って一気に収穫を迎えるという違いがあります。

この畝は、冬草を踏み倒したお陰で、日光がさえぎられてメヒシバなどの夏草がほとんど生えていません。今年は水脈づくりで土を掘り上げた影響で、セイタカアワダチソウが大量に生えてきちゃいました。それも、私の腰くらいの高さまであって、茎も親指くらい太い。

2畝分、セイタカアワダチソウを刈り倒していきます。茎が太いのでかなり力を使いました。この作業がどうやら相当体力を使ったみたいでこの後に響くことに・・・

あっという間にもう6時半。休みの夫も起き出して朝食を作り始めた様子。私もそろそろ支度をしないと出勤に間に合わないので、1畝だけ種まきして終了することにしました。5時の時点で気温22℃でしたが、朝日とともにだんだん気温も上昇し、終わるころにはもう汗ばんでいました。

種まきにラストスパートをかけていると、お隣の農家さんから朝採りの梨をいただきました!

シャワーを浴びて洗濯して、朝食後にさっそく切って食べたら、みずみずしくて甘~い!酸味はないやさしいお味。手塩にかけて育てた旬の果物!こんなに上手にできるなんて、農家さんを本当に尊敬します。私の自然農の家庭菜園は足元にも及ばぬどころか、理科の実験みたいになっているので・・・。

朝から達成感と幸せ気分で出勤しました。

が、1時間半の草刈りと種まき、先週末の県外でのトレッキングの疲れもたまっていたのか、仕事を始めるのですが、眠い眠い眠い・・・

今日は祝日で、スタッフも最少人数で電話が鳴ることもない。自分の相談室(一人職場)で研修準備のデスクワーク。そんな環境もあって、眠い目をこすりながら仕事をしていました。

午後になっても、ますます眠い。今日は本当~に人に会わない日だったのもあり、とにかく眠~い。

何とか終業時刻を迎え、あまり捗らずに「こんなことならちゃんと年休入れて3連休にすればよかった」と後悔。夏の畑作業は体力も消耗するので、思った以上に疲れていることがありますね。ついつい過信して無理をしてしまう自分を思い知ったのでした。