20年ぶりに行く初心者がディズニーランドを徹底研究することで、いくつアトラクションに乗れるか挑戦してみました。結果いくつのアトラクションに乗れたのか、反省点は何だったのかをまとめておきたいと思います。
1.1日の行動計画
私の立てた計画は以下の通りです。
※DPA=ディズニー・プレミアアクセス
※PP=40周年記念プライオリティパス
8時30分 スペース・マウンテン/プーさんのハニーハントにスタンバイ
8時30分 ホーンテッドマンションPP取得
8時30分 美女と野獣魔法のものがたりDPA取得
9時00分 白雪姫と七人のこびとにスタンバイ
9時30分 ミッキーのマジカルミュージックワールド初回公演スタンバイ
9時30分 ベイマックスのハッピーライドDPA取得
10時15分 ミッキーのマジカルミュージックワールド開場
10時30分 ビックサンダーマウンテンPP取得
11時20分 グッドタイムカフェで昼食購入
11時40分 モンスターズ・インクライド&ゴーシクにスタンバイ
13時ごろ ホーンテッドマンション乗車
14時ごろ ミッキーのフィルハーマジックにスタンバイ
15時ごろ ウェスタンリバー鉄道にスタンバイ
16時30分 ビックサンダーマウンテン乗車
16時50分 プラザパビリオンレストランで夕食
17時ごろ ベイマックスのハッピーライド乗車
18時ごろ スター・ツアーズ/スティッチ・エンカウンターにスタンバイ
18時30分 美女と野獣魔法のものがたり乗車
18時50分 ピーターパン空の旅にスタンバイ
19時00分 ガジェットのゴーコースターにスタンバイ
19時15分 ロジャーラビットのカートゥーンスピンにスタンバイ
19時30分 ナイトクルーズにスタンバイ
20時30分 退園
21時20分 ホテルのシャトルバス乗車
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2.結果いくつのアトラクションに乗ることができたか
実際に乗ることができたアトラクションは以下の通りでした。
計画したアトラクション数⇒16
実際に乗れたアトラクション数⇒14
私が入園した日のディズニーランドには36のアトラクションが運営中だったので、全体の4割に乗ることができたことになります。
目標値には届かなかったし、ディズニーランドに毎年行っている人からしたら「ケッ!」という数かもしれません。しかし、20年ぶりのディズニーランドで2人の子どもと60代後半の両親を連れての挑戦にしては健闘したかな、と自分を褒めることにします(笑)。
計画外で乗ることになったのが「キャッスルカルーセル」。目の前で見てしまうと乗りたくなってしまうのが5歳&8歳。メリーゴーランドなんてどこでも乗れるじゃん!(泣)と心の中で叫びましたが、子どもの要望を優先。ここで30分の時間を費やしたため予定のアトラクションには乗れず。
3.予定外だった出来事と反省点
1)開園直後に人気アトラクションに早く到着することができなかった
開園直後の最も待ち時間が少ないタイミングで2組に分かれて人気アトラクションに並ぶ戦略で、私と母はスペース・マウンテンに直行し待ち時間10分で乗車できました。
しかし、プーさんのハニーハントに向かった父と子ども2人は場所がわからなかったようで、到着が遅くなり40分並ぶことになってしまいました(8歳の長男が地図を見て予習していましたが結局わからず父が従業員に聞いて何とかたどり着いたとのこと)。
それが痛手となって9時からの貴重な30分間にアトラクションに一つも乗れないという痛恨のミステイク。2組に分かれたこと、方向音痴の父と早く歩けない子ども、というグループ分けはマズかったと反省しました。
2)アプリのアクセス集中によるスマホの電池切れ
有料・無料パスはほぼ計画通り取れましたが、アプリのアクセスが集中しすぎて11時すぎまでDPA取得画面がエラーとなり、何度もリロードしたことで午前中の時点でスマホの電池を8割消費してしまい焦りました。モバイルバッテリー持参は必須と聞いていたので持参していましたが、それを使っても電池はもたず夕方にはスマホが完全に使えなくなりました。
3)売店や自販機が充実していない
休憩をどこで過ごすかを決めていなかったという反省点がありました。というのも、午後15時近くになり、「アイスコーヒーが飲みたい」という両親の要望にも、自販機はいったいどこにあるかわからない、アイスコーヒーなどを売っているカフェやレストランは30分~45分の待ち時間(公式アプリでリアルタイム待ち時間が確認できる)といった状態。
しかも、自販機はどこも一緒で“ミネラルウォーター・緑茶・キリンレモン・コカ・コーラ“という選択肢のさな(仕入れや管理が楽だから?スポンサー企業だから?)。
「疲れたからちょっと休みたい」「小腹が空いたからなんか食べたい」という要望にも、ポップコーンはどこも長蛇の列で、飲み物・お菓子難民になっていました。
結局、あと1時間で夕食だよ言っても、母が「もう何でもいいじゃん!」と一番空いていそうな(人気がない?)売店でミネラルウォーターととマカロンやらマフィンやらを人数分購入。水と焼き菓子で5000円・・・高い!すぐに夕食なのに!(泣)
売店は結構休止中のところが多くて、開店している数少ない売店には人が殺到している状態。売店や自販機をもっと増やして品目も充実させたらオリエンタルランドは儲かると思うのですが?
4)トイレの場所がわからない
20年ぶりだとトイレの場所が全く分かりませんでした。可愛く彩られ一見トイレとわかりずらいし、マップを見ていちいち探すのは大変なので毎回従業員に聞いていました。
トイレも10分以上は並ぶことも多く、子連れの場合はこまめに行っておくのがベストでした。アトラクションにスタンバイ中に長男が「うんち!」(泣)と言い出したため、従業員にトイレで抜けることを話し、列に戻してもらうことができました。
キャッスルカルーセルでは、トイレに行くグループと先にスタンバイするグループで別れたのですが、スタンバイ時に全員の人数を言わなかったために、トイレから戻ったグループが並び直す羽目になりました。これは学習しました。
5)パレード前後の通行規制で移動に時間がかかる
ディズニーランドには日中2つのパレードが開催され、その度に通行規制が敷かれます。人が渋滞して進みが遅かったり、ストップさせられたり、迂回させられたりで、結構移動に影響しました。公式アプリのGPSで現在地をにらめっこしながら目的の場所を目指しました。
そういう点でもスマホは必須なのですが、電池が切れそうなため公式アプリを立ち上げたままにするわけにもいかず(泣)、途中道を間違えて引き返したりして移動に手間取ってしまいました。公式アプリは私しかダウンロードしていなかった、というのもミステイクでした。
6)グッズ購入のためショップをさまよう
子どもたちのグッズ購入の時間を見積もっていなかったので、1時間以上時間がかかってしまいました。お土産は誰にもディズニーに行くことを話さなければ買う必要が無いのでよいのですが(笑)。
子どもたちには1人3つまでと約束し、ディズニーランドに行く前から何が欲しいのかをよく考えて選ぶように攻略本やネットを一緒に見ましたが、子どもたちは本気で選んでいなかったというのと、実際にどの店に何が売っているかを細かく調べておかなかったことが災いして、「ほしいおもちゃがない~」となり、夕方以降いくつかの店をハシゴする羽目になりました。グッズ購入に時間がかかったため、19時30分以降のトゥーンタウンのアトラクションが空く時間帯に乗る計画は叶いませんでした。
入園日の23時45分までなら公式アプリでグッズ購入できるようなので、買い忘れなども防げるらしいのですが、子どもたちはシャトルバス乗車時には疲れて寝ているので我が家には無意味なサービスでした。
4.20年ぶりのディズニーランドは自分自身を試す機会になった
20年ぶりのディズニーランドを初心者が本当に攻略できるのか?私のプランニング力はどんなもんか?自分を試すいい機会になったと思います。
せっかくディズニーランドに行くなら、ただ何となく行ってお金を落とすんじゃなく、表の目的は「子どもを楽しませること」、裏の目的を「自分自身のレーニング機会にする!」として自分を奮い立たせて取り組めたことは刺激的でした(←大袈裟)。
目標を掲げて攻略する楽しさ=ゲーミフィケーションはモチベーションも高まるし、成功率を高める方法だな、と改めて感じます。自分で自分のやる気スイッチを意図的に押すというのは何事においても必要なことだと思います。自分でプランを立てて実行し評価するPDCAサイクルを回すよいトレーニングにもなりました。
案外ディズニー初心者でも徹底研究すればまあまあできるものだなとも感じました。本気出して情報収集し戦略を立てたのがよかったなと思います。情報の質という点では、Dヲタ(ディズニーオタク)の裏情報が一番役に立ちました。こんなことでもなければ読むことも観ることさえなかったDヲタのブログや攻略本、YouTubeの数々には助けられました。Dヲタには感謝です(笑)。
そんなDヲタの姿から、有益情報を発信することで多くの人のためになる、趣味を活かしてお金を生み出せる、ということを学んだ機会でもありました。好きをとことん突き詰めればビジネスにもなるということ。しかし、ディズニー好きの裾野は広そうなので、なかなかなレッドオーシャンですが。
私も誰かのお役に立てればと、ディズニー初心者の挑戦記録として残しておくことにします。
Dヲタ界隈のレジェンドの著者によるオススメ攻略本。持ち運べるギリギリサイズだし、初心者で知識ゼロでもかなり攻略できるようになります。↓ ↓ ↓
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どう戦略を立てたのか記事はコチラ ↓ ↓ ↓