飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

生まれて初めて自分で木を植える!ティーツリー(メラレウカ )の地植えに初挑戦!【オージープランツ】

1年前に地植えしたラベンダーティーツリー(メラレウカ・エリシフォリア)は冬の寒さで葉がすべて枯れ落ち、ついぞ春になっても新芽が出て来ず(泣)!どうしても諦めきれずに、耐寒性のあるメディカルティーツリー(小型メラレウカ・アルタニフォリア)を新しく植えることにしました!それも自分で!

 

1.耐寒性を最優先にした樹種選び

地植え4年目のシルバーティーツリー(レプトスペルマム・ブラキアンドラム)は冬でもへっちゃらで耐寒性の高さ(氷点下7~10℃とされる)を実感。私の住む地域では2~3回降雪、氷点下8℃くらいまで気温が下がることもあるため、耐寒性を考えた樹種選びが非常に重要だと痛感しました。

一口にメラレウカといっても200種類以上あり、樹種によっては耐寒性が全く異なります。耐寒性の高さで言えば、コットンキャンディー、ホワイトレース>メディカルティーツリー>ブラックティーツリー、ラベンダーティーツリー>スノーインサマー>レボリューションゴールド、レッドジェム、といった順番のようです。

メディカルティーツリーの耐寒性は氷点下5℃とまあまあ高い方かと思います。

 

2.大きなサイズの木を探す

冬越しに失敗したラベンダーティーツリーは、樹高50㎝の5号ポット苗しか手に入らず、案の定、地植えで初めての冬を迎えるにするには如何せん小さすぎたようです。その反省から、1本立ちで幹も太く立派な2.1メートルのメディカルティーツリーを探し当てました!

玄関ドアと同じ高さの箱が届く

予想以上に主幹が太くて立派!

こんなデカい木を、木など植えたことのない素人二人が、よう見まねで植えてみます(昨年、造園屋の知り合いにラベンダーティーツリーを地植えしてもらうところを見たくらい)。

 

3.オーストラリアの土壌に近づける

日本の気候とは真逆の気候で自生するオージープランツを育てるには、原産地オーストラリアの土壌にできる限り近づけることも重要。昨年のラベンダーティーツリーの地植えでは、我が家の不耕起の自然農畑の片隅にそのまま植え付けてしまいました。

こんなに立派なメディカルティーツリーが我が家にやってきてくれたので、何としても育てたい!と、土壌改良でも何でもやれることは何でもやる覚悟です。

メディカルティーツリーの自生地はクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の東海岸の温暖湿潤気候で、やや湿り気のある砂質土壌の地域。オーストラリアの土壌はは肥沃度が低く有機物が少なく弱酸性。一番のポイントは水はけのよい用土にするため、根鉢の下に軽石を敷き詰めること。

私が愛読している遠藤昭著(2021):『はじめてのオージープランツ図鑑』では、地植え方法や用土について詳細に説明してくれているので、今回も大変参考になりました。↓ ↓ ↓

用土は小粒軽石:ピートモス:鹿沼土=5:4:3などの配合がよいようです。我が家の土壌は粘土質なので土壌改良の必要があります。オリジナルブレンドをしてもいいのですが、ちょっと楽してオージープランツの生産者さんが商品化している用土30リットル分を注文しました。

 

4.いざ、木の植え付けに初挑戦!!

一度植えたら動かせないため、植える場所を慎重に見極めます。リビングの窓からよく見える、用水路の近くに決めました。初夏に真っ白な花を眺められることを夢想して。

 

改良土を入れるために根鉢の2倍の深さの植穴を掘っていきます。この場所は毎年野菜の残渣や刈り草を積んでいた場所なので、土が団粒化してフカフカ!ミミズが何匹も出てきました。

根鉢の2倍の深さの土を掘ります

 

水はけ改善を期待して底に大粒軽石を5㎝ほど敷き詰めます。

 

軽石の上に用土を敷き詰めます

 

いよいよ根鉢を植穴に入れる、一番緊張する瞬間です。根鉢を崩さないように慎重を期します。水はけがよくなるように、グラウンドレベル(地面の高さ)より高めになるように用土を調整しつつ入れ、根鉢を入れることがポイントです。

不織布の植木バックをベリベリ剥がして根鉢を露出させます

 

セッティング完了!!

 

メディカルティーツリーは非常に水を好みますので、効果的な水やりをするためにも「水鉢」を作ります。木の周りに盛土をし、一回り外側にドーナツ状に堤防をつくっていきます。水鉢はグラウンドレベルに設けるのが普通ですが、盛土の上に「水鉢」を作ることで水をしっかり届けながら水はけもよい状態ができます。

水が流れ出さないように周囲に土の堤防を作ります

 

植木を植える基本手順「水極め法」で根を安定させます。8~9割程度まで軽く用土を入れてから植穴が水であふれるギリギリまで水を十分流し込みます。この際、根鉢の下まで泥水が流れ込み、土が入りきらなかった場所のすき間を埋めてくれるのです。

初挑戦の水極め法!!

 

水が引けるのを待ちます

 

その後、根鉢が見えなくなる程度まで用土を被せます。

 

冬場の霜の侵入や根の凍結防止、表土の乾燥防止のために必ず有機物等でマルチングしておきます。

富士山の溶岩砂利で表土をマルチング

 

初めて自分で木を植えることができました!!

 

5.植え付け後の管理

植え付けから2週間は毎日水やりが必要です。植え付けの夜から翌朝まで結構な雨が降ってくれたため、翌日の水やりはお休み。メディカルティーツリーのバックに見えるお向かいさんの畑のタラノキが旺盛なこと(笑)。ティーツリーの足元に見えるのは、インセクタリープランツとして種まきしたお化けひまわり。

翌日のメディカルティーツリーの様子

 

失敗したラベンダーティーツリーの冬越しはビニールで根回りを覆いましたが、日中にビニール内が高温になり乾燥してしまったこと、冬場の水やりのタイミングがわからなかったことも重大な失敗要因だったと回顧。今年の冬越しには藁マルチを使い、冬場の水やりもしっかりして水切れを防ごうと思います。

何しろ、メディカルティーツリーはオージープランツの中でも大の水好きなので!

 

メラレウカの樹種ごとの特性を知ることのできるKindle本を見つけました!!写真付きで詳しい、これはすごい。

丹羽邦幸著(2016):『ブラシノキとその仲間,他:コバノブラシノキ(メラレウカ属)』↓ ↓ ↓