私が生涯最も愛する映画『ニューシネマ・パラダイス』を、なんと・・・
映画館で観ることのできる日が来るなんてーっっ!!(発狂)

誰かとこの感動を分かち合いたいけれど、周囲に理解者は誰もいないので(笑)、
ブログに書き留めておきます。
今年、全国のTOHOシネマズ映画館で観ることのできる企画です。
ありがとう!!「午前10時の映画祭」実行委員会の皆さま(泣)
庶民でも往年の名作を、劇場で観ることができるなんて。


本作の批評や感想は世の中に腐るほどあると思うので、映画館で観た感想を興奮冷めやらぬうちに記しておこうと思います。
1.音楽で涙腺がおかしくなる
音楽は、みんな大好きエンニオ・モリコーネですが、冒頭のシーンから大音量のモリコーネで涙腺崩壊しました。。。
サウンドトラックを擦り切れるほど聴いたのとは違う、音楽で身体全体が包み込まれる感じ。背中から突き動かされるような。
“映画館で観るよさ”って、これですね。映画をテレビで観るのとは別次元の五感をフル活用する体験。
もうずっと、マインドフルネス状態で五感を働かせまくって音楽と、映像を感じまくりました。
『ニューシネマ・パラダイス』は音楽を堪能する映画でもあるよね!?
モリコーネなしには、完成しないであろうこの作品。
音楽が最初から最後まで全部いいし、音楽が挿入されるシーンもベストマッチなんだよね。
恋愛の苦しさも、生活の哀愁も、人情も、モリコーネが彩ってくれてる。
もう!!こんな芸術作品、どこにもないでしょ!!
2.荒々しく貧しい戦後のシチリアがとにかく美しい
デジタル・リマスター版とはいえ、1989年作の映像自体はもちろん古いのだけれど、
舞台である第二次隊大戦後のシチリアの小さな村が、不思議と遺跡みたいに見えてくる。
戦争の爪痕や敗戦の影響による貧しさの中に、村や人々の生き生きとした美しさがある。
劇場の大画面で見ると、すごい迫力で、歴史の一端を垣間見せられた感じ。
NHKの『映像の世紀』を見せられているみたいな。
村人は遠慮なく唾を吐いたり、映画観つつセルフプレジャーしたり、パラダイス座の床がゴミだらけだったり、小汚い服装だったりなわけだけれど、
本能むき出しで映画とともに笑って泣いて生きてる感じが、ものすご~く新鮮。
人が汚れながらも必死に生きてる姿って、美しいんだな、と思わせてくれる、映像の迫力たるや。
見たれ!!ルッキズムよ!!といってやりたくなる汚さが、小気味いい。
日々ルッキズムを気にしまくっている現代人にぜひ見てほしい。
3.台詞がド直球で入ってくる
『ニューシネマ・パラダイス』は、人生訓みたいな台詞がちりばめられているわけだけれど、
映画館で観ると、音と映像の迫力と、臨場感とで、ド直球にズドーンと入ってきます。
20歳くらいに初めて観てから、DVDやCDを集めたりして、本作の台詞を人生の折々で思い出すことがありました。
月日はずいぶん流れて、恋愛、別離、仕事、結婚、育児・・・いろいろなことを経験したいま、人間って単純な生き物なのかもしれない、って思うわけです。
人の愛に触れてうれし泣きしたり、恋しくて眠れぬ夜を過ごしたり、わかり合えず苦しんだり、先が見えなくて悶絶したり。
人間って本当に「情動」に突き動かされる生き物なんだってことを、ただただ笑って泣ける本作を通してビシビシ感じます。
頭でいろいろ考えても無駄。人間ってそういう風にできているんだ、と。
20代の私も、いまの私も、感じ方は違えど、同じ台詞に涙を流しているのもまた、感慨深い。
映画評論家のおすぎさんが、「バスタオル3枚必要な映画」といっていたけれど、
最初から最後まで泣きっぱなしで、タオルハンカチがしっかり濡れました。
ありがとう、ニューシネマ・パラダイス。
あと2回は観に行きますっっ(笑)

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