飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を、宛てもない手紙のように綴る。

トランスジェンダー映画『ミッドナイトスワン』から考える、社会的弱者の立場を「わかる」とは自分の中の当事者性に気づくこと。

「私って気持ち悪い?」「何で私が!」「何で私ばっかりこんな目に遭わなきゃいけないの・・・」 これは、トランスジェンダー女性(MtF(male to female=男性性から女性性へ)を描く映画『ミッドナイトスワン』でホルモン治療に苦しみながら、むせび泣く主…

LGBTQ当事者の苦悩。ケンカ別れしたゲイの男友達のことを想う。

私には大学時代からのゲイの男友達がいます。「いる」と言っていいのか自信はないけれど。 というのも、お互い精神科看護師として働き、大学院に社会人入学していた頃に、ちょっとしたすれ違いからケンカ別れしたまま、私は結婚し出産してあっという間に10年…

まるでオバケ?ムクナ豆の実が不気味すぎる・・・自然農の家庭菜園を侵食しそうな勢い。

自然農の家庭菜園の土づくりのために6月18日に種をまいたムクナ豆。 農地には適さない瘦せた土地でも旺盛に生育し、土地を肥沃にするといわれます。その生育ぶりは、自分で巻きついた支柱をもなぎ倒すといわれるほど。 ウチの庭兼畑の広い面積を活かして、の…

「沈黙」ではなく「隠ぺい」。35年前の北公次氏の性虐待告発を隠ぺいし続けたジャニーズ事務所とメディア

元フォーリーブス北公次氏による34年前の告発ビデオ映像を観て、現在当事者たちが告発しているジャニー喜多川氏による性虐待問題は、北公次氏の告発内容と全く変らないことに真底驚きました。 北公次氏は16歳から4年半、ジャニー北川氏から毎日性虐待を受け…

「生まれてくれてありがとう」と言いたくなる映画『ベイビー・ブローカー』

私は「赤ちゃんポスト」肯定派です。なぜなら、産んでもどうしても育てられない事情は必ずあり、生後0日死亡(新生児殺)を防げるから。 つまり、母親側も子ども側をも守ることになる最後の方法と考えるからです。 1.映画『ベイビー・ブローカー』 2022年6…

守られるべきは当事者で、性虐待を起こしたジャニーズ事務所ではない。

今日はずっとアドレナリンが出続けています。 ジャニーズ事務所が記者会見をすると何日も前に知ってから、頭の片隅にずっとありました。 ノーカット記者会見YouTube動画もまだ見終わっていないけれど、一市民として、日本版性暴力対応看護師(SANE-J)として…

インフルエンザによる異常行動が出た。発症後2日間は要注意。

8月31日、5歳の長女がインフルエンザA型に罹患し、発症後2日目に異常行動が出ました。 発症1日目の朝は37.3℃の微熱だったのが、その日の夜中には40.3℃まで一気に上昇し、「地震はいつ止まる?」と自分が揺れているのではなく周囲が揺れていると思ったほど悪…