飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を静かに叫ぶ。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

見逃すな。急性胃炎は身体に現れるストレスのサイン。

多重課題のプレッシャーから、年度末にとうとう急性胃炎を発症しました。 8月頃より看護雑誌への記事執筆、学会発表、外部講師、虐待防止プロジェクトチーム参加、性暴力被害者支援看護職(SANE)養成プログラム、向精神薬についての書籍共著など、 普段の仕…

性暴力は他人事じゃない。「レイプ神話」を知って性暴力を自分ごととして考える。

「レイプ神話」って知っていますか? 性暴力に対する「誤解や偏見」「無知」のこと。 性暴力は「なかったこと」「自分には関係のないこと」にされやすいという特徴があります。 性暴力被害者支援看護職の立場から、 ・性暴力とは何か ・レイプ神話 ・二次被…

性暴力被害者支援看護職(SANE)になって決意したこと

精神科を受診される方の中には、性暴力被害後のトラウマを抱え、長期にわたり苦しむ方が多くいます。 性暴力の被害者や加害者を生まないためにはどうしたらいいのだろう? 一人でも性暴力に苦しむ人が減るために自分には何ができるだろう? と考えた結果、性…

「子どもの自殺」をテーマにした絵本を読み聞かせて感じた「わからなさ」を丸ごと受け入れることの大切さ

「自殺」をタブー視せず向き合い、「なぜ子どもが死を選んだんだろう?」という「わからななさ」を伝えたいと思い、自殺に関する絵本を読み聞かせました。 『ぼく』 ↓ ↓ ↓ 「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」という言葉から始まる詩は、 大人が読んでも、「ど…

宮西達也原画展で考えた、大人が泣いてしまう絵本のド直球なメッセージの強さ。

絵と言葉がセットになると、逃げも隠れもできないほどメッセージ性も説得力もめちゃくちゃ最強になるなぁと、宮西達也さんの絵本を通じていつも思います。 宮西達也さんの絵本を読み聞かせると、親のほうがボロボロ泣いてしまうという現象は私だけではないと…