山梨県山梨市にある乙女高原。
ここ乙女高原を守る「乙女高原ファンクラブ」が主催する、スミレ観察会に参加してきました。
スミレ観察会は今年で5年目だそう。
日本に56種類あるスミレのうち、乙女高原にはなんと28種類ものスミレが確認されています。
湿原もあり、草原もあり、森林もある、まさに生物多様性がギュッと凝縮した乙女高原だからこそなのでしょう。
枯草が敷き詰められたまだ足が埋まりそうなほどのフカフカな遊歩道を進んでいき、
林に差し掛かると、いきなり出会えました。
サクラスミレ
スミレの中では花が最大で美しいため、スミレの女王と称される。
花弁の先端が桜の花びらのようにへこんでいるのでこの名前がつけられたそう。
本当に大きい。
タチツボスミレに比べると、びっくりするほどの存在感。
草原の反対側、焼山峠に向かう林を進んでいくと、ず~っと続くサクラスミレの道ができていた。
三人娘のサクラスミレがいくつも咲いている。
サクラスミレは林床が暗くなると衰退していく。乙女高原のように群生しているところは非常にに珍しいそう。
日当たりもよく、林の多い微妙なこの環境がサクラスミレには適しているんだな~。
そして、なんと非常に希少なサクラスミレに出会うことができました。
つづく。。。