飛紅真の手紙

自然、アート、社会問題を静かに叫ぶ。

ついに枯れた(泣)!!ティーツリー(メラレウカ)。原因は冬の寒さ?それとも水切れ?【オージープランツ】

1年前に植えたラベンダーティーツリー(メラレウカ・エリシフォリア)、3度目の雪の後、急激に色が薄くなり葉が落ちるようになりました。そして、ついに枯れたようです。

 

1.水切れが原因?

3月19日、根元の霜・凍結対策としてビニールで覆っていたことによる「水切れ」を疑い、3日続けて1~2時間かけた水やりを実行しました。

 

その結果はというと・・・

あら~~~。下葉を触るとポロポロと落ちて、すっかり葉が無くなってしまいました(泣)。焼け石に水?もう遅い??

上部の葉も揺らすと相当落ちるようになりました。

上部の枝も葉がない

 

葉が全部落ちてしまったわけではありませんが、水やりを始める前よりも葉が落ちやすくなったような気が・・・。

 

全体が茶色くなってしまっているわけではありませんが、春の強風に吹かれたことで枯れかかった葉もだいぶ落ちてしまいました。


2.冬の寒さが原因?
ネットでオージープランツの販売店や個人のブログを検索しまくった結果、葉が落ちる症状は「水切れ」だけが原因ではないことが分かってきました。

・新しい場所に植えられてまだ順応しておらず、そこに寒波や冬の寒さに当たったショックで一度に葉を落としている

・北風や霜に当たると弱ってしまうが、完全に枯れているわけではなく春になると新芽が出てくる

・ある意味「落葉」して新芽に入れ替わる

・・・という、冬の寒さの影響が原因としてあるようです。

植え付け1年目の冬に葉が全部落ちてしまい、「全滅したか?」と思っても、気温が上がってくると新芽が出て完全復活している個人ブログが散見されました。2月頃、葉が変色したり落ちたりする人が多いようでした。枯れたと思っても、諦めずに冬でも水をあげ続ければ復活することが多いようです。

あまりの寒さにあたったとか、あまりに水やりをせずカラカラに乾いてしまったとかで、「完全に枯れたかどうか」を判別したい場合にには、枝を切って断面を見たり、枝の側面を削ってみると判別できます。

「茶色」で水分がない⇒枯れている✖

「白色」「黄緑色」「緑色」でみずみずしい⇒生きている◎

小枝を切って断面を見てみると・・・

断面は薄黄緑~白色です・・・う~ん、微妙。

枝が完全に枯れている場合には剪定しておくと、刺激されて春に新芽が出て来るそうです。

どんなに根元の霜・凍結対策をしても、全体が北風に吹かれたり低温にさらされると弱ってしまいます。しかし、根が枯れていなければ復活する可能性大。諦めずに春まで(いや、もう春だけど・・・)様子を見ながら冬でも水やりを適宜続けることが大切と学びました。

 

3.7月6日、ついに枯れたと判断。

4月、5月、6月・・・と、待てど暮らせど新芽は出ない。周りの木々の新緑がまばゆい中、ラベンダーティーツリーは葉が落ちた裸の枝のまま。

7月5日、もう夏です。さすがに枯れたな。

新たなメラレウカが我が家に3本やってきたことで、諦めの踏ん切りがつきました。ごめん、もう抜くね。。。

引き抜いてみると、木なのに簡単に抜けました。幹よりも太い根が蛇のようにらせん状に巻いて窮屈そうで、根はほとんど広がっていませんでした。幹も枝もパキパキ簡単に折れて、完全に乾いて枯れていました。

私としては、防寒のため根元をビニールでマルチングしたことでの「冬の水切れ」の線が濃厚だったのではないか、と思っています。冬だろうが、地植えだろうが、メラレウカは水切れには厳重注意です!!!


こちらの書籍を参考にしています ↓ ↓ ↓

遠藤昭著:『はじめてのオージープランツ図鑑』