飛紅真の手紙

社会問題、時々自然、アートを静かに叫ぶ。

またやらかしました!ティーツリー(メラレウカ)冬越し2回目も失敗。【オージープランツ】

2年前に植えたラベンダーティーツリーは冬越し失敗で枯らし、昨年植えたメディカルティーツリーはまたしても冬越し失敗。やらかしちゃいましたよ・・・。

「やってはいけない行為」を2回もしていたので、反省を込めて誰かのためになればと願い、記録します。

 

1.日中も防寒して葉を枯らす

オージープランツ生産者さんに直々に質問し教えていただいた「プチプチでくるんでビニールを被せる」冬越し方法を試しました。

12月は気温が高いのに、日中もビニール類を外さずに2週間様子を見てしまったことで(←💧)、水滴が下まで漏れるほど蒸れるので「何かヤバくね?」と、外してみると・・・。

蒸されて葉っぱの半分以上がドライフラワー状態。

日中でもかなり高温になるので、一日中防寒してはいけません!!(泣)

 

2.枯れた葉を剪定して弱らせる

さらに慌てて水切れして枯れた葉を、12月にもかかわらずバシバシ剪定をして追い打ちをかけました。

そこから冬越し方法を「夜間のみ不織布防寒」 に切り替え、毎日寒い中、不織布のつけ外しと水やりを頑張りました。

最初から「夜間のみ不織布防寒」にしてたら、もしかして冬を越せたかも・・・???

 

水切れした状態から、剪定してはいけません。

それも真冬に大幅に剪定すると、途端に弱ってしまいます。

 

 

3.やっぱり枯れた。

4月17日。

周辺の落葉果樹は新芽を勢い良く伸ばすのに、メディカルティーツリーはうんともすんとも言わず。何なら、ハエが枝に止まっている始末。

防寒方法を変えた甲斐も虚しく、葉はほとんど落ち、何度も押し寄せる大寒波に耐え切れず枯れたようです。

お見せするのも恥ずかしい無残な姿・・・。

ビフォー。

アフター。

幹の切り口の色も悪い。

思い切ってのこぎりで根元まで切りました。

根元の断面は水を吸っているのかまだ水っぽかったですが、ここから復活するとも思えないので、自分の失敗を悔いて、諦めます。

同じく昨年植えたメラレウカ・センテッドペーパーバークも枝だけになって枯れたと判断し、根元から引っこ抜きました。植えてからしばらくして夏~秋はず~っとアリが登って、調子が悪そうでした。

 

4.生き残ったメラレウカ・ホワイトレース

同じ過酷な方法で冬越しをさせられた(泣)、3本中1本のホワイトレースだけ、生き残りました!!

3月中は葉色が全体的に茶色でしたが、「枯れ落ちないからもしかして!?」と淡い期待。

4月に入り高温になっていくと同時に新芽が芽吹いているではありませんか!!

ビフォー。

アフター。

4月中旬ならもうあたたかいし大丈夫だろう、と、枯れたと思われる枝を少し剪定して整理しました。

するとさらに新芽が勢いづいた気がします。


ホワイトレースはマイナス7℃でもへっちゃら!とオージープランツ生産者さんがおっしゃっていたので、冬の寒さが厳しい地域には向くなのかもしれません。

メディカル・ティーツリーほど水をじゃぶじゃぶ与えなくても乾燥に強いです。ただ、背丈も小さく花も地味で、香りもありませんので、いわゆる「ティーツリー」を育てたい人には物足りないかも。

 

ちなみに、レプトスペルマム・シルバーティーツリーは特に冬越し対策もせず、びくともせず元気でした。私の地域ではマイナス8℃までいく日もありますが、全然へっちゃらです。

どうやら、シルバーティーツリーは葉に毛が生えているから寒さに強いそうです。

 

なぜ思い切りよく、2本のティーツリー(メディカル&センテッド)を諦めたかというと、
3度目の正直でメディカル・ティーツリーを植えたからです。←オイオイオイっ。

 

次回の記事をお楽しみに。

 

 

私が愛読している遠藤昭著(2021):『はじめてのオージープランツ図鑑』では、地植え方法や用土について詳細に説明してくれているので、今回も大変参考になりました。↓ ↓ ↓

 

メラレウカの樹種ごとの特性を知ることのできるKindle本を見つけました!!写真付きで詳しい。これはすごい。

丹羽邦幸著(2016):『ブラシノキとその仲間,他:コバノブラシノキ(メラレウカ属)』↓ ↓ ↓