飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

ラベンダーティーツリー(メラレウカ)を地植えしてみた【オージープランツ】

新居のシンボルツリーとして「ラベンダーティーツリー」を2年前に植えました。引き渡しに合わせハウスメーカーが1月に植えたところ、大寒波の影響で2週間ほどで枯れてしまうという経験をしました。

暖かくなった4月に植え直してもらったところ、無事に根付き、2mほどに成長。

 

しかし、どうやら花の形、幹が太くなると何回も樹皮がはがれ白い樹皮が現れるという特徴からして「レプトスペルマム ティーツリー」だと確信。

ハウスメーカーか仕入れ元かのミスなのではないでしょうか。こんなこともあるんですね。。。呆れてクレームを言う気にもなれず。

6~7月には小さく可憐な白い花を咲かせてくれ、元気に越冬しているので「よし」とします。

 

私が植えたかった「ラベンダーティーツリー」はティーツリーの中でも希少種で、

その名の通り「ラベンダーティーツリーエッセンシャルオイル」という、

アロマオイルが葉から抽出できる、

というところに惚れ込んで選びました。

ラベンダーとティーツリーのブレンドオイルではなく、

リナロールというラベンダーに近い成分・香りを持つティーツリーという意味で命名されています。

ラベンダーもつ鎮静・リラックス効果と、ティーツリーのもつ抗感染作用や抗炎症作用、といういいとこどりのオイルです。

とはいえ、自分でエッセンシャルオイルを抽出することはできませんが、

「芳香蒸留器」を使って芳香蒸留水(ハーブウォーター、フローラルウォーター)をつくることはできます。

2年目の秋には枝が込み合ってきたため、強剪定しました。

毎年剪定は必要なようなので、剪定した葉を収穫して芳香蒸留水がとれそうです。

 

ティーツリー(メラレウカ)は、オーストラリア南東部やニュージーランド原産という、

いわゆる「オージープランツ」(オーストラリア樹木)です。温暖で乾燥した気候が適しており、-5℃以下の寒さには弱いため、関東以北では地植えは難しいとされています。

今回、オーストラリア植物専門店で取り寄せることにしましたが、植え付けはやはり専門の造園屋さんに頼もうと思い、問い合わせてみたところ、

「越冬できずに枯れることをわかっていて植えることはできない」

「県内でティーツリーを植えてきたが枯れてしまい根付かない」

と、2か所にお断りされてしまいました!!

昨年は寒波で-8℃まで冷え込んだものの、元気に3年目を迎えますが・・・

 

困り果てていたところに、夫のFacebookつながりの造園屋さんに頼んでもらえることに。

届いたのは60㎝ほどの幼い苗木で、造園屋さんもややびっくりされていましたが、快く植えていただくことができました。

土中に空気と水を循環させる「大地の再生」の考え方をもとに、我が家に面している用水路に近いところに木を植えることで、土留めの効果と、畑全体の水はけを改善させる効果を期待します。

大地の再生を参考にした水路づくりはコチラ ↓ ↓ ↓

www.hikoushin.com

この場所に植えてもらいました。↓ ↓ ↓

 

小さな苗木に立派な支柱を組んでいただきました。

さすがは造園屋さん、ものすごい手際のよさと無駄のない動きで、

あっという間に植え付けが完成。

あとは水の管理が重要ということで、2週間くらいは毎日水やりをするようにとのこと。

用水路に近い場所で、冬は冷気が溜まることも予想されますが、どうか無事に越冬できますように!!!

用水路沿いには、こちらも3年目を迎えるローズマリーアープ(-5℃まで耐寒性がある立性ローズマリー)が8株ほど植えてあり、植え付け時より5倍ほどの大きさに成長しました。

昨年秋に強剪定しましたが、3年目の今年はたくさんの花をつけてくれました。

ローズマリーの並びに、さわやかなラベンダーティーツリーが白い花を咲かせる、オシャレな景観が望めることを期待して。

用水路を挟んで向かいの畑には柿や椿、タラノキ、竹など、ごく和風なんですけどね(苦笑)。

ティーツリーに関する記事はコチラ ↓ ↓ ↓