飛紅真の手紙

フェミニストで精神看護専門看護師ブロガー、自然、アート、社会問題を綴る。

ティーツリー(メラレウカ)の剪定は衝撃的なほどガッツリ切るくらいでちょうどいい【オージープランツ】

我が家のシンボルツリーとして3年前に植えたシルバーティーツリー(レプトスペルマム属でメラレウカとは別種)。 ウィーピング(しだれる)ティーツリーともいわれ、枝が柔らかく垂れ下がる特徴があります。 幹がひょろひょろなのに、細い枝があちこちから旺…

めんどくさがり屋がミニトマト・ナスの直播きにチャレンジしてみた!【自然農の家庭菜園】

ウチの家庭菜園は「耕さず、農薬・肥料を持ち込まず、草や虫を敵としない」農法である自然農に沿っています。 おまけに始めて3年目で、土を豊かにするために土づくりに励んでいるくらいなので、大した収穫は望めません。自然農で家庭菜園を始めた当初は「無…

地際で刈らない「風の草刈り」で、もう雑草と戦うのはやめよう【大地の再生】

梅雨や大雨を乗り切るために、「大地の再生」手法を参考に畑の水はけ改善に全力を注いでいます。 自然農3年目の今年は野菜ができないといわれる「3年目の壁」らしいので、のんびり焦らず畑を育てることを大切に考えています。 雨上がりの翌日は土が柔らかい…

地力を上げるムクナ豆の成長スピードがすごい【自然農の家庭菜園】

自然農3年目の家庭菜園の地力(肥沃度)を上げる緑肥目的でスゴ〜イ豆「ムクナ豆」を育て始めたら、目を見張る成長スピードでその生命力の強さに驚いています。 種まきは約2週間前の6月18日。 www.hikoushin.com 種まきから数日後に雨が強く降ったこともあり…

「子どもを9時に寝かせる」睡眠第一に根性をたたき直された本に出会う。

「子どもを早く寝かせる」 これが子育てと仕事を両立してきた8年間、私の一番の悩みであり、 私がどうやってもできない、一番の後ろめたい失態でした。 「うちは子どもと一緒に8時には寝るよ」「子どもは9時までには寝てる」と子どもを育てる同世代から聞く…

オージープランツは冬越しできるのか

今年の5月24日にオージープランツ(オーストラリア樹木)であるメラレウカを庭木として畑の一角に植えました。メラレウカの中でも、希少な品種である「ラベンダーティーツリー」を取り寄せて造園屋さんに植えてもらいました。 実は新築時にシンボルツリーと…

土づくりに最強なムクナ豆を栽培してみる【自然農の家庭菜園】

肥料に頼らない自然農の土づくりには数年単位で時間がかかります。 我が家のように更地から家庭菜園を始める場合、土の豊かさがゼロリセットされたところからのスタートなので、野菜が育つ土には程遠いのです。 野菜が育つ土づくりには、刈り草を畑に敷く「…

梅雨の家庭菜園でナメクジやカタツムリと共存できるのか?【自然農の家庭菜園】

梅雨入りして1週間、雨が続き畑に入れない毎日が続きました。 丸2日間、雨が降り続いた日もありましたが、枝や炭を投入した水脈が順調に雨を流してくれています。 個の水脈は、環境再生医の矢野智明さんの「大地の再生」手法や高田宏臣さんの提唱する「土中…

ジャニーズ事務所の性虐待問題「再発防止特別チーム」設置に期待する、組織に外部の目が入ることの大切さ。

ジャニーズ事務所が第三者委員会による調査をついに決断したようです。 これについては、大きく評価できると私は考えています。 また、組織が事件や事故など不祥事を起こしたときの第三者委員会による検証というのは、「反省と再発防止」という大きな社会的…

梅雨の大雨にも水はけ効果抜群の「大地の再生」手法【自然農の家庭菜園】

梅雨前線と台風の影響でものすごい大雨となり、環境再生医の矢野智明さんの「大地の再生」手法で水路をつくった自然農3年目の家庭菜園はどうなったかというと。 お隣さんのお庭には大きな水溜まりができて、茶色の泥水になっていますが、 我が家の自然農の家…

家族や社会の犠牲になった女性の生き方とは。海外に売られ売春を強要された少女たち「からゆきさん」。

からゆきさん。 「唐行きさん」=外国(唐天竺)に働きに行く意味で用いられた九州の言葉。 江戸末期から昭和にかけて、海外に性的人身取引(売春や性的搾取が目的の人身取引)されてきた多くの女性たちがいたことを、1冊の本をきっかけに知りました。 1.…

ラベンダーティーツリー(メラレウカ)を地植えしてみた【オージープランツ】

新居のシンボルツリーとして「ラベンダーティーツリー」を2年前に植えました。引き渡しに合わせハウスメーカーが1月に植えたところ、大寒波の影響で2週間ほどで枯れてしまうという経験をしました。 暖かくなった4月に植え直してもらったところ、無事に根付き…

ジャニー喜多川氏の性虐待問題から考える、子どもを性虐待から守るために必要なこと。

20年以上前からジャニー喜多川氏の性暴力については、「週刊文春」の報道や実名での告発本の存在などで、私自身は認識していました。 しかしながら、勇気ある被害者の告発があっても、TVや新聞が全盛期の時代、週刊誌と告発本以外に大きく取り上げられること…

「土中環境」が山と川の循環につながっているという驚愕の事実【自然農の家庭菜園】

ここ2週間、ずっと畑の水はけ改善を考え続けたどり着いた、環境再生医である矢野智明さんの「大地の再生」手法。 その影響を受けた高田宏臣さんの「土中環境」という、さらにわかりやすい環境再生の手法に出会いました。 何だろう・・・自然農を始めたこの3…

「大地の再生」手法で水脈が完成【自然農の家庭菜園】

地中にずっと埋まっていたであろう巨石を業者に撤去してもらいました。 前回の記事はコチラ。 www.hikoushin.com Before ↓ ↓ ↓ After ↓ ↓ ↓ 配線なども出てきたようで、昔の農機具の残骸が埋まっていたのではないか?と。 昔の地図をさかのぼっても、 地主さ…

「大地の再生」手法を施して判明した、水はけが悪い驚きの原因【自然農の家庭菜園】

「大地の再生」手法を施してから初めての雨を迎えワクワク。 水はけ改善の効果が如実に表れるからです。 「大地の再生」を施した過去記事はコチラ ↓ ↓ ↓ www.hikoushin.com 道路に水たまりができるくらいかなりの雨が降りました。 家庭菜園を水はけ具合をの…

自然農3年目。水はけをよくする「大地の再生」は驚きの手法だった【自然農の家庭菜園】

自宅の庭で自然農の家庭菜園を始めて3年目。 始めた当初から、畑の水はけ、排水改善が課題でした。 2022年5月14日撮影 ↓ ↓ ↓ 雨が降ると、畑の畝間や額縁明渠の排水が悪く水が溜まってしまうだけでなく、 さらには、お隣さんとの境界はフェンスだけで地続き…

「3年間で絵本読み聞かせ1万冊」を始めて1年が経過して感じた、やりたいことを習慣化する秘けつ。

「3年間で絵本読み聞かせ1万冊」を始め、早くも1年が経過。 www.hikoushin.com 2022年3月12日に開始して現在3839冊読み聞かせました。 1年間継続できた=「習慣化」できた工夫がいくつかあります。 1.成果を見える化してモチベーションを高める 2種類のア…

めんどくさがり屋がスナップエンドウとサヤエンドウを手抜きで育てる【自然農の家庭菜園】

自然農3年目の家庭菜園では、労力や費用といった余計なコストをかけず野菜が最低限収穫出来ればいいな、くらいでゆる~くやっています。 畑仕事は基本、週末だけ。 雨だったり仕事や子どもの行事があると2週間に1度なんてこともあるので、 「手がかからなく…

自然農で家庭菜園3年目に突入!めんどくさがり屋な私でもほったらかし気味に続けられる秘けつ

「耕さず、肥料や農薬を用いず、草や虫を敵としない」農法である「自然農」を自宅の庭で初めて3年目に突入しました。 自分のこだわり以外はどうでもよく、面倒くさいことが大嫌い、という極端なところがあり、 草取りをどっちがするかが喧嘩の種になるほど、…

新車の納車が絶望的なのでトヨタ認定中古車を購入したら想像以上だった

12年目の愛車が残念な状態で、すぐにでも車を乗り換えたい気持ちで、3か月前から新車購入の検討を開始。 www.hikoushin.com 調べれば調べるほど、半導体不足やウクライナ戦争の影響で新車の納車が6ヶ月~2年という前代未聞の状況だと知りました。 新型プリウ…

見逃すな。急性胃炎は身体に現れるストレスのサイン。

多重課題のプレッシャーから、年度末にとうとう急性胃炎を発症しました。 8月頃より看護雑誌への記事執筆、学会発表、外部講師、虐待防止プロジェクトチーム参加、性暴力被害者支援看護職(SANE)養成プログラム、向精神薬についての書籍共著など、 普段の仕…

性暴力は他人事じゃない。「レイプ神話」を知って性暴力を自分ごととして考える。

「レイプ神話」って知っていますか? 性暴力に対する「誤解や偏見」「無知」のこと。 性暴力は「なかったこと」「自分には関係のないこと」にされやすいという特徴があります。 性暴力被害者支援看護職の立場から、 ・性暴力とは何か ・レイプ神話 ・二次被…

性暴力被害者支援看護職(SANE)になって決意したこと

精神科を受診される方の中には、性暴力被害後のトラウマを抱え、長期にわたり苦しむ方が多くいます。 性暴力の被害者や加害者を生まないためにはどうしたらいいのだろう? 一人でも性暴力に苦しむ人が減るために自分には何ができるだろう? と考えた結果、性…

「子どもの自殺」をテーマにした絵本を読み聞かせて感じた「わからなさ」を丸ごと受け入れることの大切さ

「自殺」をタブー視せず向き合い、「なぜ子どもが死を選んだんだろう?」という「わからななさ」を伝えたいと思い、自殺に関する絵本を読み聞かせました。 『ぼく』 ↓ ↓ ↓ 「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」という言葉から始まる詩は、 大人が読んでも、「ど…

宮西達也原画展で考えた、大人が泣いてしまう絵本のド直球なメッセージの強さ。

絵と言葉がセットになると、逃げも隠れもできないほどメッセージ性も説得力もめちゃくちゃ最強になるなぁと、宮西達也さんの絵本を通じていつも思います。 宮西達也さんの絵本を読み聞かせると、親のほうがボロボロ泣いてしまうという現象は私だけではないと…

化粧水・乳液・化粧下地・ファンデーションを使わずにメイクする

やらないと決めたら心も身体も解放された話~その3~ 基礎化粧、化粧下地、ファンデーションは塗らずにメイクする 20代から、化粧水・乳液で水分と油分を補っても意味がないと考える派で、美容液のみ使ってきました。 しかし2022年になって、長年愛用してき…

離乳食は作らないで市販品を買うと決めたら育児が楽しくなった

やらないと決めたら心も身体も解放された話~その2~ 離乳食は作らないですべて市販品にした 離乳食作りって、地味に苦痛だなと思っていたのは私だけでしょうか? 私は長男のときに本当に苦痛で仕方ありませんでした。 乳児検診で栄養士さんが行う離乳食教…

鍋もフライパンも使わずにヘルシオとホットクックで時短料理が楽すぎる

やらないと決めたら心も身体も解放された話~その1~ 「あれもこれもしたい!」「完璧にしたい!」と欲張りな私でしたが、子育てと仕事の両立が始まってからはキャパオーバーなことは思い切ってやめてきました。 自分にとっての優先順位を厳選して、「やめ…

「支援者は当事者にはなれない」支援者が忘れちゃいけないこと

私が精神科の看護師になって、精神障がいをもつ人を支援しながらずっと抱いてきた感覚があります。 それは、当事者の苦悩や傷つきを本当にはわからないという歯がゆさであり、そんな支援者の存在が彼らの回復の邪魔になることさえあるという、存在意義のなさ…